オンライン業務と一般のバッチジョブを混在して同じキュー内で実行すると、キュー内の多重度制御により、オンライン業務がスケジュールした時刻に開始できない可能性があります。
オンライン業務を行う場合は、オンライン業務専用のキュー“online1”が定義されているので、これを利用してください。
オンライン業務専用のキューには、あらかじめ以下の項目のみ設定されています。
キュー名 | online1 |
同時実行可能なジョブ数の制限(多重度) | 30【Windows版】:256【UNIX版】 |
優先順位の省略値 | 31 |
なお、オンライン業務専用のキューにおいては、ジョブ経過時間の制限値を定義すると定義値に従ってオンライン業務は強制終了されるので、ジョブ経過時間の制限値は定義しないでください。
また、システム内のジョブの多重度制御を行っている場合は、定義値を見直す必要があります。オンライン業務開始時刻に、多重度制御によりオンライン業務起動が抑止されないように注意して設計してください。