Windowsにおける性能問題の調査に必要な性能情報の採取方法を示します。
採取方法
[管理ツール]の[信頼性とパフォーマンス モニタ]を起動します。
[信頼性とパフォーマンス モニタ]のナビゲーション ウィンドウで、[データコレクタセット]を展開し、[ユーザー定義]を右クリックして、[新規作成]-[データコレクタセット]をクリックします。データコレクタセットの作成ウィザードが起動します。
データコレクタセットの名前を入力し、[手動で作成する]を選択して、[次へ]をクリックします。
[ログデータを作成する]-[パフォーマンス カウンタ]をチェックし、[次へ]をクリックします。
[パフォーマンス カウンタ]の[追加]をクリックし、カウンタを追加します。
リストボックスの[Memory]を展開し、以下の各カウンタを追加します。
-->メモリ使用量を採取
Available Bytes
Pages/sec
Page Faults/sec
Pages Input/sec
Page Reads/sec
リストボックスの[Processor]を展開し、以下の各カウンタを追加します。
-->CPU使用状況を採取
%Processor Time
Interrupts/sec
リストボックスの[System]を展開し、以下の各カウンタを追加します。
-->CPU使用状況を採取
Processor Queue Length
リストボックスの[PhysicalDisk]を展開し、以下の各カウンタを追加します。
-->I/O発生状況を採取
%Disk Time
Disk Bytes/sec
Avg. Disk Bytes/Transfer
Current Disk Queue Length
リストボックスの[TCPv4]を展開し、すべてのカウンタを追加します。
-->ネットワーク通信状況を採取
[次へ]をクリックします。
データの保存場所を指定し、[次へ]をクリックします。
[保存して閉じる]を選択し、[完了]をクリックします。
作成したデータコレクタセットのパフォーマンスカウンタのプロパティを表示し、以下のプロパティを設定します。
[パフォーマンス カウンタ]タブの[ログフォーマット]を[カンマ区切り]に設定します。
[ファイル]タブの[ファイル名のフォーマット]をMMddHHmmに設定します。
[OK]をクリックします。
[信頼性とパフォーマンス モニタ]のナビゲーション ウィンドウで、作成したデータコレクタセットを選択し、右クリックの[プロパティ]をクリックします。
[停止条件]タブの[全体の期間]を2分に設定し、[OK]をクリックします。
[信頼性とパフォーマンス モニタ]のナビゲーション ウィンドウで、作成したデータコレクタセットを選択し、右クリックの[実行]をクリックして実行します。
約2分経過するとログの採取が完了します。上記7.で指定したフォルダ配下のログファイル(テキストファイル)を採取してください。
タスクマネージャを起動し、[プロセス]タブのハードコピーを採取してください。
-->プロセス情報を採取