[発生するVL]
Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
データ転送コネクタまたはList Works仮想プリンタの作成方法に誤りがある。
[対処]
以下の確認をしてください。
■Solaris版でデータ転送コネクタを使用している場合
lvprtadm -d コマンドでデータ転送コネクタの一覧を出力し、以下と一致するデータ転送コネクタが登録されているか確認してください。一致していない場合は、データ転送コネクタを登録するか、または、以下の電子保存装置名を変更してください。
prprintコマンドの -astreamオプションで指定した電子保存装置名、または
List Creatorデザイナで指定した電子保存装置名、または
帳票出力アプリケーションで指定した電子保存装置名
以下がそれぞれ一致しているか確認してください。一致していない場合は、データ転送コネクタを登録しなおしてください。
データ転送コネクタのホスト名と リスト管理サーバのホスト名
データ転送コネクタの受信フォルダ名とリスト管理サーバに作成した受信フォルダ名
データ転送コネクタのポート番号とリスト管理サーバ側のポート番号の設定
リスト管理サーバのホスト名とIPアドレスとの対応が/etc/hostsファイルに定義されているか確認してください。定義されていない場合は、ホスト名とIPアドレスとの対応定義をしてください。
List Worksサービスが起動されているか確認してください。起動されていない場合は、List Worksサービスを起動してください。
List Worksクライアントから、リスト管理サーバに接続できるか確認してください。ホスト名部分の指定は、リスト管理サーバのホスト名を64バイト以内で指定してください。接続できない場合は、そのときにクライアントに出力されたメッセージの内容について、弊社技術員、サポートデスク、またはフィールドサポートセンターにお問い合せください。
■Solaris版でList Works仮想プリンタを使用している、またはLinux版の場合
以下がすべて一致しているか確認してください。一致していない場合は、同じ名前にしてください。
List Creator帳票の場合は、prprintコマンドの -astreamオプションで指定した電子保存装置名、またはList Creatorデザイナの帳票定義で指定した電子保存装置名
NetCOBOL/MeFt帳票の場合は印刷情報ファイルまたはプリンタ情報ファイルで指定したList Works仮想プリンタ名
List Works仮想プリンタの作成時にlpadminコマンドで指定したプリンタ名(lpstat -vコマンドで指定したプリンタ名が定義されているか確認してください。)
受信フォルダ名(Solaris版6.0の場合はサーバ動作環境ファイルのRCV-DIRキーワードで指定、Solaris版V8.0.0以降またはLinux版の場合はリストナビで作成)
List Works仮想プリンタの作成時にlpadminコマンドで指定したホスト名(*1)と、リスト管理サーバのホスト名とが同一か確認してください。同一でない場合は、List Worksの仮想プリンタを作成しなおしてください。
また、ホスト名とIPアドレスとの対応が/etc/hostsファイルに定義されているか確認してください。定義されていない場合は、定義してください。
List Worksクライアントから、リスト管理サーバに接続できるか確認してください。接続できない場合は、そのときにクライアントに出力されたメッセージの内容について、弊社技術員、サポートデスク、またはフィールドサポートセンターにお問い合せください。
*1)ホスト名部分の指定は、リスト管理サーバのホスト名を8バイト以内で指定してください。