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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

7.1.22 Web連携のアクセスログを確認すると、コンテナが接続しているセション数に矛盾がある。

[詳細]

例1)logout(リスト管理サーバからログアウト)が出力されていないにもかかわらず、セション数が減っている。

yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,2,login,OK, .....

yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,1,login,OK, .....

例2)login(リスト管理サーバへログイン)が出力されていないにもかかわらず、セション数が増えている。

yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,1,logout,OK, .....

yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,2,logout,OK, .....

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

Web連携をマルチコンテナで運用している場合、コンテナごとに、「コンテナの現在接続しているセション数」などの情報がWeb連携のアクセスログにまとめて出力される。(List Worksの仕様)

そのため、例の場合はセション数が矛盾しているわけではなく、1行目のログと2行目のログは、異なるコンテナでの「コンテナの現在接続しているセション数」を示している。

[対処]

Web連携をマルチコンテナで運用している場合に、コンテナごとの「コンテナの現在接続しているセション数」の増減を確認したいときは、以下の方法で確認してください。

■Windows版V9.1.0以降またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合

Web連携のアクセスログの行ごとに、「コンテナ番号」が出力されます。表計算ソフトなどで「コンテナ番号」をソートキーにしてソートしてコンテナごとの「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

■Windows版V6.0L10~V9.0.1の場合

  1. [Interstageインストール先]\F3FMjs2\logフォルダの「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」ファイルを開きます。

  2. 「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」には、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

  1. [Interstageインストール先]\J2EE\var\deployment\ijserver\listworks\log\[コンテナ番号]\container.logを開きます。

  2. container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

  1. [Interstageインストール先]\F3FMisjee\var\nodeagents\ijna\listworks[コンテナ番号]\logs\server.logを開きます。

  2. container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

■Solaris版またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合

  1. [Interstageインストール先]/FJSVjs2/logディレクトリの「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」ファイルを開きます。

  2. 「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」には、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

  1. [Interstageインストール先]FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/listworks/log/[コンテナ番号]/container.logを開きます。

  2. container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。

  1. [Interstageインストール先]/FJSVisjee/var/nodeagents/ijna/listworks[コンテナ番号]/logs/server.logを開きます。

  2. container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。