[詳細]
例1)logout(リスト管理サーバからログアウト)が出力されていないにもかかわらず、セション数が減っている。
yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,2,login,OK, .....
yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,1,login,OK, .....
例2)login(リスト管理サーバへログイン)が出力されていないにもかかわらず、セション数が増えている。
yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,1,logout,OK, .....
yyyy/mm/dd,hh:mm:ss,2,logout,OK, .....
[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因]
Web連携をマルチコンテナで運用している場合、コンテナごとに、「コンテナの現在接続しているセション数」などの情報がWeb連携のアクセスログにまとめて出力される。(List Worksの仕様)
そのため、例の場合はセション数が矛盾しているわけではなく、1行目のログと2行目のログは、異なるコンテナでの「コンテナの現在接続しているセション数」を示している。
[対処]
Web連携をマルチコンテナで運用している場合に、コンテナごとの「コンテナの現在接続しているセション数」の増減を確認したいときは、以下の方法で確認してください。
■Windows版V9.1.0以降またはLinux版V10.4.0(List Works拡張パッケージ)の場合
Web連携のアクセスログの行ごとに、「コンテナ番号」が出力されます。表計算ソフトなどで「コンテナ番号」をソートキーにしてソートしてコンテナごとの「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
■Windows版V6.0L10~V9.0.1の場合
Tomcat3.1ベースのServlet サービスを使用している場合
[Interstageインストール先]\F3FMjs2\logフォルダの「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」ファイルを開きます。
「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」には、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
Tomcat4.1ベースまたはTomcat5.5ベースのServlet サービスを使用している場合
[Interstageインストール先]\J2EE\var\deployment\ijserver\listworks\log\[コンテナ番号]\container.logを開きます。
container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
Java EE(Servlet)を使用している場合
[Interstageインストール先]\F3FMisjee\var\nodeagents\ijna\listworks[コンテナ番号]\logs\server.logを開きます。
container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
■Solaris版またはLinux版V9/V10.4.0(List Works)の場合
Tomcat3.1ベースのServlet サービスを使用している場合(Solaris版のみ)
[Interstageインストール先]/FJSVjs2/logディレクトリの「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」ファイルを開きます。
「listworks[コンテナ番号]-servlet.log」には、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
Tomcat4.1ベース、Tomcat5.5ベースのServletサービス、またはJ2EE互換(Servlet)を使用している場合
[Interstageインストール先]FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/listworks/log/[コンテナ番号]/container.logを開きます。
container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれて います。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。
Java EE(Servlet)を使用している場合
[Interstageインストール先]/FJSVisjee/var/nodeagents/ijna/listworks[コンテナ番号]/logs/server.logを開きます。
container.logには、マニュアルに掲載されているWeb 連携のアクセスログの形式」にしたがって出力される情報が含まれています。この情報の「コンテナの現在接続しているセション数」を確認してください。