[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
≪ブラウザ共通≫
WebクライアントのOSが以下のいずれか、かつ「Users」権限のみのユーザでOSにログインしている。
Windows 2000
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Vista
Windows Server 2008
Windows 7
Windows Server 2012
Windows 8
Windows 8.1
Windows 10
Windows Server 2016
[対処1]
[原因1]に記載されているOSではセキュリティ強化されているため、「Users」権限のみのユーザはActiveXコントロール、またはPlug-Inをダウンロードできません。
ActiveXコントロール、またはPlug-Inをダウンロードするユーザに、以下の権限を追加します。
Windows 2000/XP、Windows Server 2003の場合
「PowerUsers」以上の権限
Windows Vista/7/8/8.1/10、Windows Server 2008/2012/2016の場合
「Administrators」権限 *1
なお、一度ダウンロードすれば、次回からは「Users」権限のみのユーザでも帳票を表示、または印刷画面を表示することができます。
*1) 「Administrators」権限のあるユーザでも、権限の昇格について確認するダイアログボックスが表示されます。その場合は、「続行」ボタンを押してください。
[原因2]
≪Internet Explorerを使用している場合≫
Webブラウザのセキュリティにより、ActiveXコントロールのダウンロードが無効になっている。
[対処2]
ActiveXコントロールのダウンロードを有効にするためにWebブラウザのセキュリティを変更します。ただし、セキュリティを変更する操作手順は、Webブラウザのバージョン・レベルによって異なります。
以下は、Internet Explorer 11を使用している場合の操作方法です。
【ツール】メニューの【インターネットオプション】を選択して【インターネットオプション】ダイアログボックスを表示します。
【セキュリティ】タブを選択します。
インターネット環境の場合はセキュリティゾーンの【インターネット】アイコンを、イントラネット環境の場合は【ローカルイントラネット】アイコンを選択します。
【このゾーンのセキュリティのレベル】のスライダーの位置を覚えておきます。なお、スライダーが表示されない場合は、【規定のレベル】ボタンをクリックして、表示します。
【このゾーンのセキュリティのレベル】のスライダーを「中」にして【OK】ボタンをクリックします。
Web連携機能に割りあてられているURLを入力してリスト管理サーバにログインし、帳票一覧から帳票を表示/印刷します。するとActiveXコントロールがダウンロードされます。
ActiveXコントロールのダウンロードが完了した後に、5で変更した【このゾーンのセキュリティのレベル】スライダーを元の設定に戻します。
[原因3]
≪Internet Explorer 7以降を使用している場合≫
Internet Explorerの設定で「オンラインからの攻撃の緩和に役立てるため、メモリ保護を有効にする」が有効の場合、ActiveXコンポーネントが動作しないため、エラーとなる場合がある。
[対処3]
以下の手順で、「オンラインからの攻撃の緩和に役立てるため、メモリ保護を有効にする」のチェックを外してください。(Internet Explorer 11の場合の操作手順です。)
【ツール】メニューの【インターネットオプション】を選択します。
【詳細設定】タブを選択します。
「オンラインからの攻撃の緩和に役立てるため、メモリ保護を有効にする」のチェックを外し、【OK】ボタンをクリックします。
[原因4]
≪ブラウザ共通≫
ウィルスチェックプログラムが動作していると、ウィルスチェックプログラムの問題によって本現象が発生する場合がある。
[対処4]
ウィルスチェックプログラムを停止するかウィルスチェックプログラムのWeb関連のチェック機能を停止してから再度実行してください。この操作で本現象が回避された場合、ウィルスチェックプログラムに問題がある可能性が考えられます。ウィルスチェックプログラムの提供元より修正版を入手するようにしてください。
[原因5]
≪Internet Explorerを使用している場合≫
ActiveXコントロールに含まれるマイクロソフト社のモジュールが、すでに他のソフトウェアで使用中である。
[対処5]
以下のどちらかを実施してください。
常駐アプリケーション、および起動しているアプリケーションをすべて終了する。
コンピュータを再起動し、再度印刷画面(ページレイアウト設定画面)を表示する。
[原因6]
≪ブラウザ共通≫
WWWサーバのURLと、ログイン画面を表示するために指定したURLが異なる。
[対処6]
以下で定義したWWWサーバのURLを確認します。
Windows版の場合:【List Works Web連携環境設定】ダイアログボックス(V6.0L10の場合は、【Webゲートウェイサーバ】タブ、V7.0L10以降の場合は、【互換】タブ)
Solaris版の場合:/$DIR/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml
($DIRはWeb連携のインストール先ディレクトリでデフォルトはopt)
Linux版の場合:/opt/FJSVlw-gw/app/WEB-INF/web.xml
Windows版V7.0L10以降、Solaris版V8.0.0以降、およびLinux版の場合、URLが設定されてないときは原因が異なります。原因1~5および原因7~10を参照してください。
≪注意≫
リバースプロキシやロードバランサなどを使用している場合は、それらのホスト名、またはFQDNが指定されていることを確認してください。
ログイン画面を表示するURLには、1で確認したURLの後に続けて"/listworks/"を指定してください。
正しい指定の例)
WWWサーバのURL :http://server/
ログイン画面を表示するURL:http://server/listworks/
なお、同じWWWサーバを指定するだけでなく、サーバ名の書式(IPアドレス指定、FQDN指定、ポート番号付など)が一致するようにしてください。
[原因7]
≪Internet Explorerを使用している場合≫
Internet Explorerの証明書の「信頼されない発行元」に「FUJITSU LIMITED」が含まれている。
[対処7]
「信頼されない発行元」から「FUJITSU LIMITED」を削除してください。
以下は、Internet Explorer 11を使用している場合の操作方法です。
【ツール】メニューの【インターネットオプション】を選択し、【インターネットオプション】ダイアログボックスを表示します。
【コンテンツ】タブの【証明書】ボタンをクリックし、【証明書】ダイアログボックスを表示します。
【信頼されない発行元】タブの一覧から「FUJITSU LIMITED」を削除します。
[原因8]
≪Internet Explorerを使用している場合≫
JSPファイルをカスタマイズするなどしてWebアプリケーションの動作を変更している場合、印刷画面を表示するタイミングで複数のフレームなどから同時にHTTPリクエストを発行すると、タイミングによっては印刷画面を表示する要求が待ち状態のままになってしまう場合がある。
[対処8]
印刷画面を表示するタイミングでは、複数のフレームなどから同時にHTTPリクエストを発行しないようにJSPファイルをカスタマイズしてください。
[原因9]
≪ブラウザ共通≫
システムディスクが不足している。
[対処9]
システムドライブのディスク容量を確保してください。
[原因10]
≪Netscapeを使用している場合(Windows版V6.0L10~V8.0.0およびSolaris版6.0~V8.0.1のみ)≫
SmartUpdateが無効になっているため、以下のようなエラーメッセージが出力される。
「Plug-In'List Works'をMIMEタイプ'application/x-listworks-listprint-plugin'のためにロードすることができませんでした。十分な空きメモリがあることと、Plug-Inが正しくインストールされていることを確認してください。」
[対処10]
以下の手順でSmartUpdateを有効にしてください。
【編集】メニューの【設定】を選択して【設定】ダイアログボックスを表示します。
【カテゴリ】ツリービューの【詳細】アイテムの左プラス記号(+)をクリックして【SmartUpdate】を選択します。
「SmartUpdateを有効にする」にチェックして、【OK】ボタンをクリックします。
[原因11]
以下の原因が考えられます。
Internet Explorer (64bit)を使用している、または
Internet Explorer 10 (32bit)以降を使用しているが、「拡張保護モード」が有効になっている。(「拡張保護モード」を有効にすると、Internet Explorerが64bitモードで動作します。)
[対処11]
Internet Explorer(32bit)を使用してください。
また、Internet Explorer 10以降を使用している場合は、インターネットオプションで「拡張保護モード」を無効にしてください。
[原因12]
≪プロキシサーバ経由でWebゲートウェイサーバに接続している場合≫
プロキシサーバにキャッシュされている以下のファイルが古い。
ListPrint(ActiveXコントロール/Plug-In)
JSPファイル
jsファイル
[対処12]
プロキシサーバにキャッシュされている以下のファイルを削除してください。
f5cwwpti.cab
npf5cwwptn.jar
browsebody.jsp
printbody.jsp
print.jsp
listprint.js
[原因13]
Internet Explorerにキャッシュされているjsファイルが古い。
[対処13]
Internet Explorerで、キャッシュされているlistprint.jsファイルを削除してください。