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FUJITSU Software

6.3.21 クライアント機能オートメーションのLocalPrintメソッドが、FALSE(異常終了)で復帰する。

[詳細]

以下のクライアント機能オートメーションで、現象が発生します。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

Visual Basic .NETで、数値の型のデフォルト値が変更された。

説明

Visual Basic .NETを使用してクライアント機能オートメーションを使用した場合、数値は4バイトとして扱われます。これに対して、LocalPrintメソッドのパラメタの一部は、2バイトとして処理するため、パラメタの一部で、型の不一致が発生してエラーとなります。

なお、Visual Basic .NETより前のバージョン(例:Visual Basic 6.0)では、数値は2バイトとして扱われるため、問題は発生しません。

[対処]

Visual Basic .NETでLocalPrintメソッドを使用する場合、以下のパラメタは、2バイトの数値として指定してください。

例)

  objNavi.LocalPrint(1, 1, 1, CShort(1), CShort(1),  CShort(1))
  objViewer.LocalPrint(1, 1, 1, CShort(1), CShort(1),  CShort(1))