[発生するVL]
Windows版V7.0L10~V8.0.1
[原因]
Oracleデータベースのロールバックセグメントが有効になっていない。
[説明]
Oracleデータベースを使用する場合は、初期化パラメタファイルを編集し、コメント化されているロールバックセグメントの定義を有効にする必要があります。この作業を行っていない場合は、List Worksサーバ(データベースを別サーバに構築している場合はデータベースサーバ)を再起動した後や、データベースのサービスを再起動した後に、ロールバックセグメントの設定が無効になってしまいます。
この状態では、ログインすることは可能ですが、帳票の表示、帳票の登録、保管フォルダの作成時などデータベースへの更新、追加処理が行われる処理の発生時に、データベースエラーやロックの取得エラーが発生します。
セットアップ直後の再起動前の時は、ロールバックセグメントは一時的に有効になっていますが、継続的に有効にするためには、環境構築手順の通り作業が必要になります。
[対処]
Oracleの初期化パラメタファイル(%ORACLE_HOME%\admin\LWDB\pfile\initLWDB.ora)を開き、rollback_segmentsの行の先頭についている「#」を削除し上書き保存した後、Oracleを再起動してください。Oracleの初期化パラメタファイルの編集については“環境構築手引書”を参照してください。