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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

3.1.7 List Worksサーバ(データベースを別サーバに構築している場合はデータベースサーバ)を再起動すると、帳票の表示、帳票の登録、保管フォルダの作成などができない。

[発生するVL]

Windows版V7.0L10~V8.0.1

[原因]

Oracleデータベースのロールバックセグメントが有効になっていない。

[説明]

Oracleデータベースを使用する場合は、初期化パラメタファイルを編集し、コメント化されているロールバックセグメントの定義を有効にする必要があります。この作業を行っていない場合は、List Worksサーバ(データベースを別サーバに構築している場合はデータベースサーバ)を再起動した後や、データベースのサービスを再起動した後に、ロールバックセグメントの設定が無効になってしまいます。

この状態では、ログインすることは可能ですが、帳票の表示、帳票の登録、保管フォルダの作成時などデータベースへの更新、追加処理が行われる処理の発生時に、データベースエラーやロックの取得エラーが発生します。

セットアップ直後の再起動前の時は、ロールバックセグメントは一時的に有効になっていますが、継続的に有効にするためには、環境構築手順の通り作業が必要になります。

[対処]

Oracleの初期化パラメタファイル(%ORACLE_HOME%\admin\LWDB\pfile\initLWDB.ora)を開き、rollback_segmentsの行の先頭についている「#」を削除し上書き保存した後、Oracleを再起動してください。Oracleの初期化パラメタファイルの編集については“環境構築手引書”を参照してください。