名前
ispstart - 性能監視の開始
形式
ispstart -f FileName
機能説明
性能監視を開始します。
以下にispstartコマンドの引数を説明します。
性能測定対象を記述した性能監視対象指定ファイルを指定します。性能測定対象には、以下が指定できます。
性能監視対象指定ファイルについては“運用ガイド(基本編)”の“性能監視ツール運用時に使用する定義ファイル”を参照してください。
CORBAアプリケーションのインプリメンテーションリポジトリID
性能監視対象は、ファイル内に、合計1000個まで指定できます。
注意事項
本コマンドは、管理者権限だけが実行可能です。
性能監視は、ispmakeenvコマンドで性能監視環境を作成した後に開始してください。性能監視環境を作成していない場合は、性能監視の開始に失敗します。
Interstage起動と本コマンドの実行では、Interstage起動を必ず先に行ってください。Interstageを停止した場合、ispstopを実行して性能監視も停止し、Interstage再起動時は、再度、Interstage起動、本コマンドの実行の順で性能監視も開始してください。
実行の順序の詳細については「運用ガイド(基本編)」の「性能監視」-「性能監視ツールの操作手順」-「注意事項」を参照してください。
指定したオブジェクトが未登録の場合は、性能監視の開始に失敗します。
Usageに[-M system]が表示されますが、[-M system]は指定できません。
使用例
性能監視を開始します。
ispstart -f objfile |