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Interstage Data Effector V9.3.x 導入・運用ガイド
FUJITSU Software

6.5.1 条件に従ってデータをソートする

ソート式またはリターン式に指定した条件で、ソート関数を使ってデータをソートします。

記述例

/* ソートハンドルの取得 */
logFile = "C:\\shunAsis\\sample\\Sort.log";
status = AsisAllocHandleSort( &handle, logFile );                 (1)
/* 環境パラメタの設定 */
envName = ASIS_ENV_SubstituteZeroForEmpty;
envValue = "NO";
status = AsisSetEnvironment( handle, envName, envValue );         (2)

/* 実行環境の設定 */ WorkFolder = "C:\\shunAsis\\sample\\tmp"; MemorySize = 500; status = AsisSetEnvSort( handle, WorkFolder, MemorySize,
                         NULL, NULL );                                 (3)

/* エラーデータ出力ファイルの指定 */ FileName = "C:\\shunAsis\\sample\\errData.csv"; MaxErrDataCnt = 10; status = AsisSetErrFile( handle, FileName, MaxErrDataCnt ); (4) /* ソートの実行 */ CharacterCode = "SHIFT-JIS"; inFileType = "CSV"; inFile = "C:\\shunAsis\\sample\\in.csv"; outFile = "C:\\shunAsis\\sample\\out.csv"; Ocondition = "$Rcode, val($Sales) DESC"; Rcondition = "$Rcode, $Rname, $Sales, $Sname"; status = AsisExecuteSort( handle, CharacterCode, inFileType,
inFile, outFile, Ocondition,
Rcondition, NULL, NULL ); (5)
/* ソートハンドルの解放 */
status = AsisFreeHandleSort( handle );                             (6)
(1) ソートハンドルの取得

事前に、AsisAllocHandleSort関数でハンドルを指定して割り当てます。


(2) 環境パラメタの設定

環境パラメタの設定は、共通関数であるAsisSetEnvironment関数で指定します。


(3) 実行環境の設定

AsisSetEnvSort関数で、ソート機能を使用するためのメモリサイズおよび作業ディレクトリを設定します。


(4) エラーデータ出力ファイルの指定

入力ファイルタイプがCSVでエラーデータの処理をする場合は、AsisSetErrFile関数のパラメタに、エラーデータ出力ファイルの情報を指定します。


(5) ソートの実行

AsisExecuteSort関数で、ソート式およびリターン式を指定してデータのソートを実行します。


(6) ハンドルの解放

データのソートが完了したら、AsisFreeHandlSort関数で、ハンドルを解放します。

参照

  • ソート関数の詳細については、“リファレンス集”の“ソート関数”を参照してください。

  • データをソートするサンプルプログラムは、“リファレンス集”の“データのソート”を参照してください。

  • 集計関数で使用できる環境パラメタについては、“リファレンス集”の“AsisSetEnvironment”を参照してください。