入力ファイル内の日時データと、日付や時刻などのリテラルを比較して、条件を満たす文書を抽出できます。日時データを抽出する場合は、対象データ中の文字列を日時データとみなすため、標準日時書形式である必要があります。
検索条件式の左辺には対象のデータのパス式、項目式または属性式を指定し、右辺には抽出するキーワードの日付リテラル、時刻リテラルまたは日時リテラルを指定します。
比較演算子には、“=”、“!=”、“<”、“<=”、“>”、“>=”が指定できます。
参照
日付検索の書式については、“リファレンス集”の“日付検索”を参照してください。
時刻検索の書式については、“リファレンス集”の“時刻検索”を参照してください。
日時検索の書式については、“リファレンス集”の“日時検索”を参照してください。
パス式の詳細については、“リファレンス集”の“パス式”を参照してください。
項目式の詳細については、“リファレンス集”の“項目式”を参照してください。
属性式の詳細については、“リファレンス集”の“属性式”を参照してください。
比較演算子の詳細については、“リファレンス集”の“比較演算子”を参照してください。
日付リテラル、時刻リテラルまたは日時リテラルの詳細については“リファレンス集”の“リテラル”を参照してください。
例として以下の文書があるものとします。
文書A
"empno","name","exdate","expense" "19980120","鈴木太郎","2009-06-30","12100円" |
文書B
"empno","name","exdate","expense" "19980120","鈴木太郎","2009-07-02","15700円" |
文書C
"empno","name","exdate","expense" "20012111","佐藤花子","2009-06-28","16020円" |
文書D
"empno","name","exdate","expense" "20012111","佐藤花子","2009-07-01","8000円" |
例
出張日(exdate)が2009年6月までのデータを抽出します。
検索式 | $exdate <= date("2009-06-30") |
結果:文書AとCが返却されます。