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Interstage Data Effector V9.3.x 導入・運用ガイド
FUJITSU Software

3.1.4 日時データで抽出する

入力ファイル内の日時データと、日付や時刻などのリテラルを比較して、条件を満たす文書を抽出できます。日時データを抽出する場合は、対象データ中の文字列を日時データとみなすため、標準日時書形式である必要があります。
検索条件式の左辺には対象のデータのパス式、項目式または属性式を指定し、右辺には抽出するキーワードの日付リテラル、時刻リテラルまたは日時リテラルを指定します。
比較演算子には、“=”、“!=”、“<”、“<=”、“>”、“>=”が指定できます。

参照

  • 日付検索の書式については、“リファレンス集”の“日付検索”を参照してください。

  • 時刻検索の書式については、“リファレンス集”の“時刻検索”を参照してください。

  • 日時検索の書式については、“リファレンス集”の“日時検索”を参照してください。

  • パス式の詳細については、“リファレンス集”の“パス式”を参照してください。

  • 項目式の詳細については、“リファレンス集”の“項目式”を参照してください。

  • 属性式の詳細については、“リファレンス集”の“属性式”を参照してください。

  • 比較演算子の詳細については、“リファレンス集”の“比較演算子”を参照してください。

  • 日付リテラル、時刻リテラルまたは日時リテラルの詳細については“リファレンス集”の“リテラル”を参照してください。

例として以下の文書があるものとします。

文書A

"empno","name","exdate","expense"
"19980120","鈴木太郎","2009-06-30","12100円"

文書B

"empno","name","exdate","expense"
"19980120","鈴木太郎","2009-07-02","15700円"

文書C

"empno","name","exdate","expense"
"20012111","佐藤花子","2009-06-28","16020円"

文書D

"empno","name","exdate","expense"
"20012111","佐藤花子","2009-07-01","8000円"

出張日(exdate)が2009年6月までのデータを抽出します。

検索式
$exdate  <=  date("2009-06-30")

結果:文書AとCが返却されます。