トラブルが発生した場合は、本製品および関連製品のログファイルや設定情報から、トラブル調査を行います。
主な設定情報ファイルやログファイルは以下の通りです。
Oracle データベースの情報
設定ファイル
初期化パラメータ・ファイル ($ORACLE_HOME/network/admin/*.ora)
$ORACLE_HOME/dbs/*.ora
$ORACLE_BASE/admin/$ORACLE_SID/pfile/*.ora
ログファイル
$ORACLE_HOME/rdbms/log/alert_$ORACLE_SID.log
アラート・ファイル
($ORACLE_BASE/admin/$ORACLE_SID/bdump/alert_$ORACLE_SID.log)
$ORACLE_BASE/diag 配下 (Oracle 11g 以降)
$ORACLE_HOME/network/log/<ListenerName>.log
$ORA_CRS_HOME/crs/log/<nodename>.log (Oracle RAC の場合)
PRIMECLUSTER の情報
「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の情報
設定ファイル
/opt/FJSVclora/etc/*
/usr/opt/reliant/etc/hvgdconfig
/usr/opt/reliant/build/<RMS 構成定義名>.usfiles/*
ログファイル
/var/opt/reliant/log/*
参考
上記 Oracle データベースおよび PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の調査資料は、PRIMECLUSTER と同様に、fjsnap コマンドを使って収集することが可能です。fjsnap コマンドはシステム情報ツールで、FJSVsnap 拡張サポート機能パッケージに付属しています。PRIMECLUSTER システムで障害が発生した場合は、必要なエラー情報を収集して原因を追及することができます。ただし、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定が正しく完了していないと、Oracle データベースの情報は正しく収集されません。
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle 単体の調査資料採取については、“4.5 clgetoralog - Oracle データベース調査資料採取” を参照してください。