業務サーバの起動方法は、業務サーバが動作するWebサーバにより異なります。以下に業務サーバとして使用しているWebサーバごとの起動方法を示します。
なお、業務サーバが正常に起動した場合は、システムのログに情報を出力します。また、業務サーバを運用する場合には、リポジトリサーバ、認証サーバが正常に起動している必要があります。
Interstage HTTP Server 2.4を使用している場合
業務サーバの組み込みを行ったInterstage HTTP Server 2.4を起動することにより業務サーバは起動します。
Interstage HTTP Server 2.4の起動方法については、“Interstage HTTP Server 2.4 運用ガイド”の“運用・保守”-“起動・停止”-“起動”を参照してください。
Microsoft(R) Internet Information Services 10.0を使用している場合
Microsoft(R) Internet Information Servicesを起動した後、WebブラウザからWebサーバにアクセスすることにより業務サーバは起動します。Microsoft(R) Internet Information Servicesは、「サービス」の“World Wide Web 発行サービス”の“開始”を選択することにより起動します。
Microsoft(R) Internet Information Servicesの詳細な起動方法については、Microsoft(R)のオンラインヘルプを参照してください。
業務サーバのアクセスログファイルの初期化に失敗した場合、業務サーバが動作するWebサーバが起動されない場合があります。Webサーバが起動されない場合は、システムのログに出力されるssoで始まるメッセージ内容を確認し要因を取り除いてください。メッセージの詳細については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照してください。
業務サーバの起動時にアクセス制御情報の更新を行う設定になっている場合には、業務サーバを起動する前にリポジトリサーバを起動してください。アクセス制御情報の更新については、“1.5.4 アクセス制御情報の更新”を参照してください。
業務サーバを起動後は必ず保護リソースにアクセスして、認証・認可が行われることを確認してください。認証・認可が正しく行われない場合は、業務サーバの環境に誤りがある可能性があります。システムのログに出力されるメッセージ内容を確認し要因を取り除いてください。メッセージの詳細については、“メッセージ集”の“メッセージ番号がssoで始まるメッセージ”を参照してください。