旧バージョン・レベルからの移行の手順について説明します。
ポイント
Interstage Application Server Enterprise Edition以外の旧製品からInterstage Application Server Enterprise Editionへの移行については、「1.1.2 上位製品への移行」を参照してください。
旧バージョン・レベルでサポートしているInterstageの資源のバックアップ機能を使用し、Interstage運用環境の資源をバックアップします。
旧バージョン・レベルのInterstage Application Serverをアンインストールします。
本バージョン・レベルのInterstage Application Serverをインストールします。
詳細な手順は、「インストールガイド」を参照してください。
本バージョン・レベルのリストア機能を使用し、バックアップ資源をリストアします。
詳細な手順は、「運用ガイド(基本編)」の「メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。
issetsecuritymodeコマンドを使用して、セキュリティ権限の設定を行います。コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。
なお、上記手順で移行できない機能もあります。それらの機能については、本マニュアルにおいて移行方法を説明していますので、本マニュアルを一通り確認してください。
また、移行作業は、移行の必要な資源に対する移行方法を確認した上で、作業を開始してください。
注意
旧バージョン・レベルのInterstage Application Server資源のバックアップ方法およびアンインストール方法については、該当するバージョン・レベルのInterstageのマニュアルを参照してください。
旧バージョン・レベルでバックアップしたInterstage Application Server資源は、本バージョン・レベルのコマンドを使用してリストアしてください。
一括リストア用のサンプルを使用する場合も、本バージョン・レベルのサンプルを使用してください。
旧バージョン・レベルで一括バックアップした資源を一括リストアする場合は、事前に以下の対応を行ってください。
一括バックアップ時に使用したバックアップ・リストア対象定義ファイルから、サポート対象外となった以下のセクションを削除してください。
IPP
JS2
InfoDir
SOAP
UDDI
WebGateway
J2EE
IJServer
JavaEE6
JMS
JavaEE7
一括バックアップおよび一括リストアについては、「運用ガイド(基本編)」の「メンテナンスの一括実行」を参照してください。
Interstage Application Serverを内包している製品の移行については、その製品のマニュアルに従って実施してください。