Connection Managerには、以下の機能があります。これらの機能を利用することで、システムの可用性を向上させることができます。
生死監視機能
クライアントが動作するサーバとインスタンスが動作するサーバのそれぞれで発生したカーネルパニックや物理サーバのダウン、およびサーバ間ネットワークのリンクダウンが生じたときにこれを検知して、クライアントまたはインスタンスにそれを通知します。クライアントにはSQL接続を通じてエラー事象として通知され、インスタンスには不通となったクライアントとのSQL接続を強制回収する形で通知されます。
透過的接続の支援機能
アプリケーションが、レプリケーションで構成されたある属性(プライマリ/スタンバイ)のインスタンスに接続したいと思ったときに、そのインスタンスがどのサーバで稼働しているかを意識することなく、適切なインスタンスに接続できます。
参考
Connection Managerが利用可能なクライアントドライバは、libpq(C言語用ライブラリ)とECPG(C言語による埋め込みSQL)です。
参照
Connection Managerについては、“Connection Manager 利用ガイド”を参照してください。