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Enterprise Postgres 13 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

B.1.1 WebAdminのセットアップ

WebAdminのセットアップ手順について以下に示します。

1. ログインする

Administratorsグループに属するユーザーでログインします。

2. セットアップ画面を起動する

Windowsの[すべてのプログラム]または[すべてのアプリ]の[製品名]から、[WebAdminセットアップ]を起動します。

注意

[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[はい]ボタンをクリックして、処理を継続してください。

3. ポート番号を指定する

WebAdminで使用する以下のポート番号を指定します。

サービスファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別の番号に変更してください。

なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。

項目

項目の説明

値(推奨値)

Web server port number

Webサーバのポート番号

27515

WebAdmin internal port number

WebAdminの内部ポート番号

27516

WebAdmin automatic start

WebAdminの自動起動

チェックあり

Webサーバのポート番号

WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を、1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。

Webサーバのポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

fep_130_WA_64_WebAdmin_Port1

WebAdminの内部ポート番号

WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を、1024~49151の範囲で未使用の数値で指定します。

WebAdminの内部ポート番号は、サービスファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。

fep_130_WA_64_WebAdmin_Port2

WebAdminの自動起動

マシンを起動したとき、WebAdminを起動するか否かを選択します。

注意

  • Windowsファイアウォールの設定のために、Webサーバのポート番号を控えておいてください。

  • 未使用のポート番号
    OSや他の製品において、サービスファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

  • アクセス制限
    ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。

  • ポートのアクセス許可
    ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
    なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。

  • ポート番号の変更
    WebAdminを複数サーバモードで使用しているときは、インスタンスを作成したあとにWebAdminのポート番号を変更しないことをお薦めします。これは、ポート番号が変更されたあとは、作成されたインスタンスにWebAdminからアクセスできない場合があるからです。

4. 準備作業を行う

セットアップ画面の[OK]ボタンをクリックして、WebAdminのセットアップを完了させてから、“4.2 セットアップの準備作業”を参照し、WebAdminによる運用を行う場合のFUJITSU Enterprise Postgresをセットアップする前の準備作業を必要に応じて行ってください。