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Enterprise Postgres 13 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.7.2 pg_hint_plan

4.7.2.1 pg_hint_planのセットアップ

  1. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”に『pg_hint_plan』を追加します。

  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開き以下のコマンドを実行します。

    > xcopy /E "c:\Program Files\Fujitsu\fsepv<x>server64\OSS\pg_hint_plan\*"
            "c:\Program Files\Fujitsu\fsepv<x>server64"
  3. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。

  4. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    ここでは、対象のデータベースを“postgres”として説明します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION pg_hint_plan;
    CREATE EXTENSION

    参照

    pg_hint_planの詳細は、“アプリケーション開発ガイド”の“オプティマイザヒント”を参照してください。

4.7.2.2 pg_hint_planのアンセットアップ

注意

pg_hint_planのアンセットアップを実施すると、hint_plan.hintsテーブルに登録したヒントが失われます。そのため、あとでpg_hint_planを再度利用する可能性がある場合には、各データベースのhint_plan.hintsテーブルを、pg_dumpでバックアップすることを推奨します。

  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION pg_hint_plan CASCADE;
    DROP EXTENSION
  2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開き以下のコマンドを実行します。

    > del "c:\Program Files\Fujitsu\fsepv<x>server64\セットアップ時にコピーしたファイル"

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    > dir /b /s "c:\Program Files\Fujitsu\fsepv<x>server64\OSS\pg_hint_plan"
  3. postgresql.confファイルのパラメータを設定します。
    パラメータ“shared_preload_libraries”から『pg_hint_plan』を削除します。

  4. FUJITSU Enterprise Postgresを再起動します。