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Enterprise Postgres 13 SP1 導入ガイド(サーバ編)
FUJITSU Software

4.5.2 インスタンスの自動起動・停止の設定

データベースサーバのOSの起動・停止に合わせて、インスタンスを自動的に起動・停止することができます。

以下に示す手順に従って、インスタンスの自動起動・停止の設定を行ってください。

なお、フェイルオーバ運用においてインスタンスを動作させる場合は、クラスタシステムが起動停止を制御するので、本機能を使用しないでください。また、データベース多重化運用を行う場合には、“クラスタ運用ガイド”の“多重化したインスタンスとMirroring Controllerの自動起動・停止の設定”を参照してください。

WebAdminでインスタンスを作成した場合

WebAdminでインスタンスの作成を行うと、Windowsサービスにインスタンスを登録して、自動起動停止の設定が行われます。

インスタンスの自動起動停止を変更する場合は、Windowsのサービス画面で、該当するインスタンスのサービスを選択し、“スタートアップの種類”を“自動”または“手動”に変更してください。

initdbコマンドでインスタンスを作成した場合

サービスのスタートアップの種類が“手動”になっている場合は、“自動”に変更します。“自動”に設定することで、Windows(R)システムを起動すると自動的に起動され、Windows(R)システムをシャットダウンすると自動的に停止されます。

注意

“Administrator”権限のあるユーザーで行ってください。

以下の手順でサービスを切り替えてください。

  1. [サービス]ウィンドウを表示する

    Windowsの[管理ツール]で、[サービス]をクリックします。

  2. スタートアップを切り替える

    FUJITSU Enterprise Postgresのサービス名を選択し、[プロパティ]ダイアログを表示して、スタートアップの種類を[手動]から[自動]に切り替えます。

sc configコマンドにより、以上の設定を変更することもできます。