WebAdminを使って、Mirroring Controllerの監視および制御に関する情報 (“A.4.1 データベースサーバのサーバ定義ファイル”参照)やMirroring Controller裁定プロセスでの裁定および制御に関する情報 (“A.4.2 裁定定義ファイル”参照)を設定することができます。マスタインスタンスかスタンバイインスタンスのどちらかで設定内容の参照や更新が可能です。
以下の手順で行ってください。
[インスタンス]タブで、Mirroring Controllerの設定を参照するインスタンスを選択します。
をクリックしてMirroring Controllerの設定を参照します。
をクリックしてMirroring Controllerの設定の編集ページを表示します。[Mirroring Controllerのセットアップ]で定義されたMirroring Controllerの設定は、このページでは読み取り専用です。詳細は、“5.1 Mirroring Controllerのセットアップ”を参照してください。設定の詳細や対応するパラメータ名については、“付録A パラメータ”を参照してください。
以下の項目は、[ハートビート異常検出時の動作]のすべてに共通しています。
対象DB
コアファイルのパス
管理通信のタイムアウト時間(ミリ秒)
監視プロセスの生死監視のタイムアウト時間(秒)
データベースプロセスの生死監視の間隔時間(ミリ秒)
データベースプロセスの生死監視のタイムアウト時間(秒)
データベースプロセスの生死監視のリトライ回数
データベースプロセスの無応答監視に対する動作
ディスクの異常監視の間隔(ミリ秒)
ディスクの異常監視のリトライ回数
テーブル空間格納ディレクトリの異常検知時の動作
切り替え後コマンドのファイルパス
昇格後コマンドのファイルパス
(昇格後コマンドは、FUJITSU Enterprise Postgres 12で“切り替え後コマンド”に名称が変更となりましたが、Mirroring Controllerのサーバ定義ファイルでpost_promote_commandパラメータが使用されている場合に表示されます。)
組み込み後コマンドのファイルパス
切り離し前コマンドのファイルパス
状態遷移コマンドのタイムアウト時間(秒)
同期スタンバイ名の妥当性の確認
[ハートビート異常検出時の動作]に“裁定”を設定すると、さらに以下の項目が表示されます。
裁定処理のタイムアウト時間(秒)
裁定プロセスとの接続監視の間隔時間(ミリ秒)
裁定プロセスとの接続監視のリトライ回数
裁定プロセスとの接続監視のタイムアウト時間(秒)
裁定プロセスとの接続の試行間隔(ミリ秒)
裁定プロセスとの接続のタイムアウト時間(秒)
フェンシングコマンドのファイルパス
フェンシングコマンドのタイムアウト時間(秒)
切り離された同期スタンバイのインスタンスの動作
[ハートビート異常検出時の動作]に“裁定”が設定されている場合、以下の項目を選択できる[裁定サーバの設定]セクションも表示されます。
コアファイルのパス
フェンシングコマンドのタイムアウト時間(秒)
ハートビート間隔(ミリ秒)
ハートビートタイムアウト(秒)
ハートビートリトライ回数
[ハートビート異常検出時の動作]に“コマンド”を設定すると、さらに以下の項目を使用できます。
フェンシングコマンドのタイムアウト時間(秒)
裁定コマンドのタイムアウト時間(秒)
切り離された同期スタンバイのインスタンスの動作
[ハートビート異常検出時の動作]に“メッセージ”を設定すると、さらに以下の項目を使用できます。
フェンシングコマンドのファイルパス
フェンシングコマンドのタイムアウト時間(秒)
また、Mirroring Controllerがインスタンスに接続する際の下記の接続パラメータも設定できます。
データベースのインスタンスへ接続するlibpq接続SSLパラメータ
データベースのインスタンスへ接続するJDBC接続SSLパラメータ
をクリックしてMirroring Controllerの設定を更新します。