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Big Data Integration ServerV1.3.0 EDI連携編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.4.3 データ検索API

2.4.3.1 概要

データをメタデータで検索し、検索条件に合致するデータ一覧のID(ticket_id)リストを取得する際に用いるWeb APIです。

取得されたIDはデータダウンロードAPIで利用されます。

正常に処理が完了した場合は検索条件に合致したデータのIDリストがJSON形式で返却されます。

検索条件に応じたデータが存在しない場合はその旨が返却されます。

図2.3 データ検索APIの呼び出し関係

(1) 伝票抽出用メタデータデータベース(FUJITSU Software Enterprise Postgres)に対してSQLを実行します。

2.4.3.2 リクエスト設計

2.4.3.2.1 リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/search

クエリパラメーター

data_type

必須

データ種別識別子

10:出荷予定データ

20:出荷確定データ

get_status

任意

取得フラグ

0: 未取得,1: 取得済, 2: 未取得・取得済み両方

注)初期値: 0,データダウンロードAPIで取得された場合: 1,未指定時: 0

src_location_code

任意

発送元拠点コード

未指定時は全ヒット

dst_location_code

任意

発送先拠点コード

未指定時は全ヒット

from_create_datetime

任意

検索範囲の始点日時

YYYYmmddHHMMSS形式

未指定時は全ヒット

to_create_datetime

任意

検索範囲の終点日時

YYYYmmddHHMMSS形式

未指定時は全ヒット

HTTPメソッド

GET

HTTPリクエストヘッダ

Authorization

Bearer  {token}

今版では使用できません

例)
curl -i -s http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/search?data_type=10"&"get_status=0"&"src_location_code=1234567890321"&"dst_location_code=1234567890123"&"from_create_datetime=20210524120130"&"to_create_datetime=20210624120130 -X GET
注)インベントリファイルのapi_tomcat_portに設定した値を指定

2.4.3.3 レスポンス設計

2.4.3.3.1 レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Content-Type

application/json;charset=UTF-8

Transfer-Encoding

符号化方式

Date

日付

HTTPレスポンスボディ

ticket_id

ticket_id一覧

JSON配列 (要素はstring)

データダウンロードAPIで利用

例)
HTTP/1.1 200
Content-Type: application/json;charset=UTF-8
Transfer-Encoding: chunked
Date: Thu, 17 Jun 2021 04:25:22 GMT

{"ticket_id":["xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx","xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx","xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx"]}
2.4.3.3.2 HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

メッセージ

利用場面

200

OK

リクエストの処理に成功した

400

Bad Request

リクエスト違反(Content-Typeが空など)や他の400番台が適さない

401

Unauthorized

認証されていない、または認証に失敗した

403

Forbidden

認証以外の理由でリソースへアクセスできない

404

Not Found

サーバーがリクエストされたリソースを発見できない

405

Method Not Allowed

指定以外のHTTPメソッドを指定された

408

Request Time-out

リクエストがタイムアウトした

415

Unsupported Media Type

サポートしていないメディアタイプが指定された

500

Internal Server Error

APIで障害が発生した

503

Service Unavailable

APIが一時的に処理を行うことができない

2.4.3.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リソース内容を表示

400/500番台

エラーコードと説明文を表示

2.4.3.5 エラーメッセージ

形式

分類

内容

code

エラーの詳細な種類(HTTPステータスコードではない)

message

エラーメッセージ本文

例)
HTTP/1.1 400
Content-Type: application/json;charset=UTF-8
Transfer-Encoding: chunked
Date: Tue, 08 Jun 2021 17:56:21 GMT
Connection: close

{"error_codes":[{"code":"103","message":"Invalid dst location code."}]}

エラーリスト

HTTPステータスコード

エラーコード

内容

400

001

リクエストボディの形式が誤っている(JSON形式でない)

400

002

データ種別識別子の値が設定されていない

400

101

データ種別識別子の値が不正である

400

102

発送元拠点コードの値が不正である

400

103

発送先拠点コードの値が不正である

400

105

取得済みフラグの値が不正である

400

106

検索範囲の始点日時の値が不正である

400

107

検索範囲の終点日時の値が不正である

401

201

認証用トークンによる認証に失敗した

403

202

アクセスが許可されていないユーザーのアクセスによる認可エラー

404

203

存在しないデータにアクセスした

405

206

指定以外のHTTPメソッドを指定された

408

204

データへのアクセスがタイムアウトした

413

205

リクエストボディのサイズが上限値を超えた

500

301

予期せぬエラーが発生した

503

303

API側の不具合によるエラー

2.4.3.6 キャッシュ

キャッシュをさせない。(Pragma, Cache-Controlの2種類で指定)

例)Pragma: no-cache, Cache-Control: no-cache

2.4.3.7 注意事項