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Enterprise Service Development Platform V1.2.0 運用ガイド(FJCS仕様)
FUJITSU Software

7.6.2 Kubernetesクラスタのスケールアウト時のLog Managementの対応

Kubernetesクラスタをスケールアウトした際に、追加されたノードに必要な設定をするための対処について説明します。

Log Managementのインストール時に使用したplaybookを下記の手順で再度実行することで、スケールアウトされたノードへ必要な設定を行います。

  1. Ansibleサーバーにログインし、管理者権限に変更します。詳細は、「第2章 共通の操作」を参照してください。

  2. Automation Managerコンテナにログインします。

    # docker exec -ti stagehand /bin/bash
  3. viなどのテキストエディタで、/data/playbook/inventories/<環境識別子>/hostsの[log_mng]に、スケールアウトによってKubernetesクラスタに追加されたサーバーのIPアドレスを追加します。

    [log_mng]
    172.16.2.10
    172.16.2.11
    <IPアドレス>
  4. 以下のコマンドでLog Managementを再インストールします。

    # cd /data/playbook
    # ansible-playbook -i ./inventories/<環境識別子>/hosts play_log_mng.yml

    正常終了時は下記のようにunreachable=0, failed=0となります。ただし、XX、YYには任意の整数が記載されています。

    *********************************************************************
    127.0.0.1 : ok=XX changed=YY unreachable=0 failed=0