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Enterprise Service Development Platform V1.2.0 設計ガイド(FJCS仕様)
FUJITSU Software

1.1 標準のリソース構成

本製品のインストールは、Automation Managerにより行われ、以下の環境が自動的に構築されます。これらの環境を利用することで、即座にアプリケーション開発を開始できます。

なお、Monitoringは必要に応じてKubernetes nodeサーバー上に構築することができます。

以下は、自動的に構築される標準のリソース構成です。

システム構成図

以下は、各サーバーについての説明です。

サーバー名 機能 説明
Ansibleサーバー Automation Manager 自動構築機能(Ansible)が動作します。
GitLabサーバー CI Management コミュニケーションツール(GitLab Mattermost)、ソース管理・成果物管理(GitLab)、プロジェクト管理基盤(Redmine)、ソースコード静的解析(SonarQube)が動作します。
GitLab Runnerサーバー CI Management CIパイプライン(GitLab Runner)が動作します。
API Proxyサーバー API Proxy API Proxy(Kong)が動作します。
Kubernetes masterサーバー Container Management nodeの管理やコンテナをスケジューリングする機能等が動作します。
Kubernetes nodeサーバー Container Management スケジューリングされたコンテナが動作します。Monitoringをインストールすることで、Metrics Management(Prometheus, Grafana)やLog Management(Elasticsearch, Fluentd, Kibana)が動作します。そのため、Monitoringのインストール時は、Monitoringで使用するメモリも含めて十分なメモリであることを確認してください。
NFSサーバー Container Management Container Management上で動作するコンテナのデータを永続化します。本NFSサーバーは開発以外の用途では使用しないでください。商用環境でコンテナのデータを永続化する場合は、必要な要件を満たすストレージを別途用意してください。