Kubernetesの状態確認
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_master_<ホスト名またはIPアドレス>/component/describe-node.txtを参照します。
Kubernetes masterおよびnodeの状態が保存されています。Conditionsに現在の状態が記載されているため、正常か確認します。
またConditionsの状態が変わることになった要因はイベントとして、Eventsに記載されています。
異常がみられる場合、合わせて以下を確認します。
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_master_<ホスト名またはIPアドレス>
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_node_<ホスト名またはIPアドレス>
それぞれのディレクトリに存在するkubernetes/systemctl-kubelet.txtやdocker/systemctl-docker.txtでkubeletおよびdockerに異常がないか確認し、
異常がみられる場合は、kubernetes/journalctl-kubelet.txtやdocker/journalctl-docker.txtで原因を確認します。
KubernetesのPodとして動作するコンポーネント、アプリケーションの確認
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_master_<ホスト名またはIPアドレス>/component/get-pod.txtを確認します。
STATUSがRunningまたはCompletedであれば、正常に動作しています。
異常がみられる場合は、<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_master_<ホスト名またはIPアドレス>/component/describe-pod.txtおよび
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/k8s_master_<ホスト名またはIPアドレス>/component/<Pod名>_logs.txtを参照し、原因調査をします。
dockerコンテナとして動作するコンポーネントの確認
API Proxy(FJCS仕様のみ資料採取)やGitLab Runner(マルチクラウド仕様のみ資料採取)はdockerコンテナとして動作します。
これらのコンポーネントの確認は、それぞれ<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/api_proxy_XX_<ホスト名またはIPアドレス>/componentおよび<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/gitlab_runner_<ホスト名またはIPアドレス>/componentにコンポーネントの状態、ログが収集されているため確認します。
異常がみられる場合は、ログを参照し、原因調査します。
本製品がインストールされている環境のOSSのバージョンを確認します。
<出力先ディレクトリ>/collectinfo/<スクリプト実行日時>/install/version.ymlを参照してください。
ご利用いただいている製品バージョンでインストールされるOSSのバージョンは、ソフトウェア説明書で確認することができます。上記で確認したバージョンと一致しているか確認してください。