Prometheusのリストア

Prometheusのデータは、「インストールガイド」の「2.2.3 ストレージ設定ファイル」で設定したPrometheusが使用するストレージに格納されています。

以下のコマンドを実行し、バックアップデータを退避します。（既に退避済みの場合は不要です）
```
$ sudo cp -frp /var/FJSGHD/volumes/fj-esdp-system-prometheus-volume/snapshots /tmp
```

Prometheusをアンインストールします。Kubernetes masterサーバー上で以下を実行します。

$ cd /var/FJSGHD/playbook
$ ansible-playbook -i /var/FJSGHD/inventories/hosts /var/FJSGHD/playbook/play_metrics_mng_delete.yml

以下のコマンドをPrometheusが使用するストレージを持つサーバー上で実行し、Prometheusの旧データを削除します。
```
$ sudo rm -rf /var/FJSGHD/volumes/fj-esdp-system-prometheus-volume/*
```
バックアップデータからメトリクス情報をリストアします。コピー元（/tmp/snapshots）はバックアップ保存先のディレクトリと読み替えてください。XXXXXXXXXXXXXXXX-YYYYYYYYYYYYYYYYは、バックアップ時に出力されたdataのvalue値を指定してください。XXXXXXXXXXXXXXXX-YYYYYYYYYYYYYYYYが複数ある場合には、各ディレクトリごと実施してください。
```
$ sudo cp -frp /tmp/snapshots/XXXXXXXXXXXXXXXX-YYYYYYYYYYYYYYYY/* /var/FJSGHD/volumes/fj-esdp-system-prometheus-volume
```

Metrics Managementをインストールします。Kubernetes masterサーバー上で以下を実行します。

$ cd /var/FJSGHD/playbook
$ ansible-playbook -i /var/FJSGHD/inventories/hosts /var/FJSGHD/playbook/play_metrics_mng.yml

10.3.1 Prometheusのリストア