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Enterprise Service Development Platform V1.2.0 操作ガイド
FUJITSU Software

3.2 Metrics ManagementのGrafanaへのログイン

インストール時に作成される管理者ユーザー

Grafanaのインストール時に作成される管理者ユーザー(admin)の初期パスワードは、ランダムな文字列が設定されます。

初期パスワードを確認するには、Kubernetes masterサーバーにログインし、以下のコマンドを実行してください。

$ kubectl get secret --namespace fj-esdp-system fj-grafana -o jsonpath="{.data.admin-password}" | base64 --decode ; echo

注意

  • Metrics ManagementのHelm Chartファイル編集による設定変更および更新の実施後は本コマンドを用いて初期パスワードを確認できなくなります。 このため、Metrics Managementのインストール後、速やかにGrafanaのダッシュボードでログインパスワードを変更してください。

  • ログインパスワードの変更後は、初期パスワードではログインできなくなります。

  • 本コマンドによって表示される文字列でログインできない、または管理者ユーザー(admin)のパスワードが不明な場合は、Kubernetes masterサーバーにログインし、以下のコマンドを実行してパスワードを変更してください。

    $ kubectl -n fj-esdp-system exec -it `kubectl -n fj-esdp-system get pods -o name| grep fj-grafana -m 1` -- grafana-cli admin reset-admin-password <新しいパスワード> 
  • 統合ユーザー管理とあわせて利用する場合、[Preferences]からadminのパスワードは変更できません。 [Server Admin]から変更してください。

統合ユーザー管理で管理されるユーザー

Grafanaを統合ユーザー管理とあわせて利用する場合、統合ユーザー管理で管理されるユーザーに管理者権限を与えることもできます。下記の手順で実施してください。

管理者ユーザーでログインし、統合ユーザー管理で管理されるユーザーに管理者権限を与えます。 その際、管理者権限を与えられるユーザーはGrafanaに一度ログインしている必要があります。 管理者権限を与える方法は、Grafanaのドキュメントを参照してください。