CFXカスタムタグインタフェースを使用する場合、ColdFusionのJava VMにList Creatorのライブラリ格納フォルダを設定する必要があります。
以下に、CFXカスタムタグインタフェースを使用する場合に必要な環境設定について説明します。
ColdFusionのJavaVM構成ファイル
以下の環境設定ファイルをエディタツールで開き、編集します。
ColdFusionインストールディレクトリ/bin/jvm.config |
「java.library.path」に、「/opt/FJSVoast/lib」および「/etc/opt/FSUNiconv/lib」を追記します。
OWFファイルを生成する場合は、「/opt/FJSVoastw/lib」も追記します。
コマンドの実行環境の文字コード系(CFXカスタムタグインタフェースが帳票を扱うときの文字コード系)を指定する環境変数です。
EUCコード系、Shift-JISコード系、またはUNICODE(UTF8)コード系を指定してください。
文字コードは、この環境変数で必ず指定してください。
以下に、環境変数LANGに指定できる値を示します。
指定できる値(*1) | 意味 |
---|---|
ja(*2) | EUCコード系であることを示します。 |
ja_JP.PCK | Shift-JISコード系であることを示します。 |
ja_JP.UTF-8 | UNICODE(UTF8)コード系であることを示します。 |
*1:
指定できる値以外の値(文字列)が指定された場合、帳票出力時に日本語が表示されないなどの問題が発生します。
*2:
「ja」または「ja_JP.eucJP」を指定した場合は、必ず環境変数OA_EUCTYPEでEUCコード種別(「u90」または「s90」)を指定してください。なお、「ja」または「ja_JP.eucJP」のどちらかを指定しても、動作に違いはありません。
以下に、指定例を示します。
LANG=ja_JP.UTF-8 |
文字コード系にEUCコード系を指定した場合、EUCコード種別を指定する環境変数です。
環境変数LANGにEUCコード系(「ja」または「ja_JP.eucJP」)を指定した場合は、必ずこの環境変数でEUCコード種別を指定してください。
なお、環境変数LANGにShift-JISコード系(「ja_JP.PCK」)、またはUNICODE(UTF8)コード系(「ja_JP.UTF-8」)を指定した場合は、この環境変数を指定しても無効になります。
以下に、指定例を示します。
LANG=ja_JP.eucJP |
LANG=ja_JP.eucJP |
Database Direct連携機能を使用する場合に設定します。
Database Direct連携機能で使用する文字コード系を指定する環境変数です。
必ずShift-JISコード系を指定してください。
指定できる値 | 意味 |
---|---|
SJIS | Shift-JISコード系であることを示します。 |
以下に、指定例を示します。
LANG=ja_JP.PCK |