RERUNログ抽出ファイルの見積り式を以下に示します。
RERUNログ抽出ファイルのサイズ = (2×1024 + BLOCK(Lr) ×RLCファイル1つあたりに格納される最大のトランザクション数) × 1.5(安全率) Lr : トランザクションのRERUNログ量の最大値(バイト数) BLOCK : カッコ内の式を、256キロバイトバウンダリで切り上げます
1つのRLCファイルが満杯となる間に、正系ノードで実行されるトランザクション数を指定してください。
参照
RLCファイルの容量見積りについての詳細は、“A.3.2 RLCファイルの見積り”を参照してください。
トランザクション単位のRERUNログ量は、以下の式で見積ります。
トランザクションのRERUNログ量 = (AIログ量 + 24バイト) × トランザクション内の更新件数
Symfoware ServerのAIログ量です。
参照
Mirroring ControllerがAIログに付加するログ量の見積りは、“A.5 運用で考慮が必要なSymfoware Serverの資源”を参照してください。
注意
RERUNログ抽出ファイルの見積り式は、正系ノードで実行されるトランザクションのRERUNログ量の平均値が観点に含まれているため、トランザクション間でトランザクションのRERUNログ量のばらつきが大きい場合は、本見積り式の誤差が大きくなる場合があります。そのため、運用前に実際に動作させて、必要であれば安全率を大きくする、RERUNログ抽出ファイルを格納するディレクトリのサイズを大きく確保するなどの対処を実施してください。