本書の目的
本書は、Mirroring Controllerにおいてストレージのリモートコピー機能を利用してデータベース二重化を行う場合の、設計とセットアップについて必要な事柄を説明しています。
TCP/IPを利用したデータ転送によりデータベース二重化を行う場合は、“データベース二重化導入運用ガイド”を参照してください。
本書の読者
本書は、以下のような読者を対象に書かれています。
Mirroring Controllerを利用して、システムを設計する人
Mirroring Controllerを利用して、システムを構築する人
Mirroring Controllerで構築した業務システムを運用管理する人
本書を読むためには、以下の知識が必要です。
コンピュータについての一般的な知識
業務に関する知識
Oracle Solaris、LinuxおよびWindows(R)に関する一般的な知識
リレーショナルデータベースに関する一般的な知識
Symfoware Serverに関する機能や用語の知識
ETERNUSに関する機能や用語の知識
ETERNUS SF AdvancedCopy Managerに関する機能や用語の知識
本書の構成
本書の構成と内容は以下のとおりです。
Mirroring Controllerのセットアップの準備について説明しています。
Mirroring Controllerのセットアップ方法について説明しています。
DBミラーリングシステムのセットアップ時の異常について説明しています。
各資源の見積りについて説明しています。
各資源の詳細な見積り式について説明しています。
Mirroring Controllerの資源のディスク配置について説明しています。
両ノードのデータベース環境について説明しています。
利用者業務を設計する際の注意事項について説明しています。
システムの監視対象と方法について説明しています。
セットアップで使用する各定義ファイルの編集方法について説明しています。
設計およびセットアップに関する定量制限について説明しています。
Mirroring Controllerの資源のファイル名について説明しています。
データベースの更新情報を送受信する環境(DCU)について説明しています。
コマンド実行シェルスクリプトの使用方法について説明しています。
DBミラーリングシステムが使用するシステムファイルについて説明しています。
Mirroring Controllerで使用する用語を説明しています。
輸出管理規制について
本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。
出版年月および版数
2021年 6月 第7版 2020年 10月 第6版 2019年 2月 第5版 2016年 9月 第4版 2015年 10月 第3版 2014年 10月 第2版 2014年 8月 初版
著作権表示
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