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Symfoware Server V12.5.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

4.20 rdbbcmndb

名前

rdbbcmndb - BC管理スキーマ、RLP管理オブジェクトの定義体の作成、RLP管理オブジェクトの初期データ作成

形式1(BC管理スキーマ定義体の出力)

rdbbcmndb -E -L
          -o 出力ファイル名

形式2(BC管理スキーマ削除定義体の出力)

rdbbcmndb -E -DL 
          -o 出力ファイル名

形式3(RLP管理オブジェクト作成定義体の出力)

rdbbcmndb -E -G
          -p RLP名 { -r ローデバイス名 [ -s 作成サイズ] | 
                     -f ファイル名 -s 全体スペース量}
          -o 出力ファイル名

形式4(RLP管理オブジェクト削除定義体の出力)

rdbbcmndb -E -DG
          -p RLP名
          -o 出力ファイル名

形式5(RLP管理オブジェクトの初期データ作成)

rdbbcmndb -I
          -p RLP名
          -o 出力ファイル名

機能説明

BC管理スキーマとRLP管理オブジェクトを作成または削除するための定義体を作成します。
また、RLP管理オブジェクトの初期データを作成します。

オプション

-E

各種定義体を出力します。

-I

RLP管理オブジェクトの初期データを-oオプションで指定したファイルに出力します。

-L

BC管理スキーマの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。

-DL

BC管理スキーマを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。

-G

RLP管理オブジェクトの定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。

-DG

RLP管理オブジェクトを削除する定義体を-oオプションで指定したファイルに出力します。

-p RLP名

処理対象のRLP名を指定します。

-r ローデバイス名

RLP管理オブジェクトの作成先ローデバイス名を指定します。
データベーススペースをディスク内のパーティションに作成するために、そのパーティションのローデバイス名を絶対パス名で指定します。

-s 作成サイズ

RLP管理オブジェクトの作成サイズをメガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。

  • メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加

  • ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加

作成サイズに指定できる値は、6メガバイト~999ギガバイトの範囲です。
本オプションは省略可能です。省略した場合、-rオプションで指定したローデバイスの容量からRLP管理オブジェクトの作成サイズが算出されます。
本オプションは、-rオプション指定時のみ指定することができます。

-f ファイル名

RLP管理オブジェクトの作成先のファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、255バイト以内です。
本オプション指定時には-sオプションによるRLP管理オブジェクトの全体スペース量の指定が必要です。

-s 全体スペース量

RLP管理オブジェクトの全体スペース量を、メガバイト単位またはギガバイト単位で以下の形式で指定します。

  • メガバイト単位の指定:大きさの最後に“M”を付加

  • ギガバイト単位の指定:大きさの最後に“G”を付加

全体スペース量に指定できる値は、6メガバイト~999ギガバイトの範囲です。
本オプションは-fオプション指定時のみ指定することができます。

-o 出力ファイル名

各種定義体の出力ファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、1023バイト以内です。

使用例

例1

BC管理スキーマの定義体を/export/symfomc/cmndb1.ddlに作成します。

rdbbcmndb -E -L -o /export/symfomc/cmndb1.ddl
例2

BC管理スキーマを削除する定義体を/export/symfomc/dmndb.ddlに作成します。

rdbbcmndb -E -DL -o /export/symfomc/dmndb.ddl
例3

rlp001に対するRLP管理オブジェクトの定義体を作成します。

SolarisSolarisの場合

RLP管理オブジェクトの作成先は/dev/rdbsk/c0t1d0s4、出力ファイル名は/export/symfomc/cmndb-rlp001.ddlとします。

rdbbcmndb -E -G -p rlp001 -r /dev/rdbsk/c0t1d0s4
          -o /export/symfomc/cmndb-rlp001.ddl
LinuxLinuxの場合

RLP管理オブジェクトの作成先は/dev_symfomc/raw1、出力ファイル名は/export/symfomc/cmndb-rlp001.ddlとします。

rdbbcmndb -E -G -p rlp001 -r /dev_symfomc/raw1
          -o /export/symfomc/cmndb-rlp001.ddl
例4

rlp001に対するRLP管理オブジェクトを削除する定義体を/export/symfomc/dmndb-rlp001.ddlに作成します。

rdbbcmndb -E -DG -p rlp001
          -o /export/symfomc/dmndb-rlp001.ddl
例5

rlp001に対するRLP管理オブジェクトの初期データを/export/symfomc/init.datに作成します。

rdbbcmndb -I -p rlp001 -o /export/symfomc/init.dat

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
0以外:異常終了

注意