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Symfoware Server V12.5.0 コマンドリファレンス
FUJITSU Software

2.72 rdbunladt

名前

rdbunladt - 監査ログデータのバックアップ、監査ログエレメントの初期化

形式(監査ログデータのバックアップと監査ログエレメントの初期化)

rdbunladt -mb
          -o 監査ログエレメント番号
        [ -j { EUC_S90 | EUC_U90 | EUC | SJIS | UNICODE } ]
          出力ファイル名

形式 (監査ログデータのバックアップ)

rdbunladt -mc
          -o 監査ログエレメント番号
        [ -j { EUC_S90 | EUC_U90 | EUC | SJIS | UNICODE } ]
          出力ファイル名

形式 (監査ログエレメントの初期化)

rdbunladt -mf
          -o 監査ログエレメント番号

機能説明

監査ログデータを出力ファイルにバックアップします。
また、監査ログエレメントを初期化します。
ロードシェア運用の場合は、利用できません。

オプション

-mb

監査ログデータを出力ファイルにバックアップ後、監査ログエレメントを初期化します。

-mc

監査ログデータを出力ファイルにバックアップします。

-mf

監査ログエレメントを初期化します。

-o 監査ログエレメント番号

処理対象の監査ログエレメント番号を指定します。

-j { EUC_S90 | EUC_U90 | EUC | SJIS | UNICODE }

出力データのコード系を指定します。
出力データのコード系は、以下のものが指定できます。
EUC_S90 : EUCコードのS90コード
EUC_U90 : EUCコードのU90コード
EUC : EUCコードのU90コード
SJIS : シフトJISコード
UNICODE : UNICODE

本オプションを省略した場合は、監査ログデータはSymfoware/RDBの文字コード系で出力されます。
UNICODEの補助文字のコード変換はUnicode 4.1で変換します。Unicode 4.1の補助文字のコード変換は、文字列型ではUTF-8の4バイトとして扱われます。

出力ファイル名

監査ログデータをバックアップするファイルのファイル名を指定します。
ファイル名は絶対パス名で指定します。
出力ファイル名に指定できる長さは、256バイトまでです。
格納データを暗号化している場合でも、出力したファイルは暗号化されません。

使用例

例1

監査ログエレメント番号2番のデータを、/home/rdb2上のファイル名audit20070422_2.datにバックアップします。
その後、監査ログエレメント番号2番のエレメントを初期化します。

rdbunladt -mb -o 2 /home/rdb2/audit20070422_2.dat
例2

監査ログエレメント番号4番のデータを、/home/rdb2上のファイル名audit20070422_4.datにバックアップします。

rdbunladt -mc -o 4 /home/rdb2/audit20070422_4.dat
例3

監査ログエレメント番号4番のエレメントを初期化します。

rdbunladt -mf -o 4

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意