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Interstage List Creator V11.0.0 マルチコネクタ連携機能編
FUJITSU Software

第6章 トラブル情報の採取

トラブル発生時、原因究明や問題解決のために、トラブル解決に必要な情報の採取をお願いすることがあります。

ここでは、マルチコネクタ連携時のトラブル情報の採取方法について説明します。

アプリケーションサーバ

アプリケーションサーバでは、以下の手順でトラブル発生時に採取が必要な情報(障害調査用情報)を採取します。

=操作手順=
  1. オンラインマニュアル“トラブルシューティング集”の「トラブルの情報を採取する」に記載されている手順でトラブル発生時に採取が必要な情報を採取します。

  2. 以下のコマンドを実行して、追加の障害調査用情報を採取します。

    # tar -zcvf 障害調査用情報ファイルのフルパス /var/opt/FJSVoast/md

    このコマンドは、システム管理者権限(root)で実行してください。

    以下に実行例を示します。

    $ su -
    パスワード:
    # tar -zcvf /var/tmp/mdpress.tar.gz /var/opt/FJSVoast/md

    ここでは、障害調査用情報ファイルのフルパスを /var/tmp/mdpress.tar.gz としています。

手順1.および手順2.で採取した障害調査用情報の各ファイルを当社技術員に送付してください。

帳票編集サーバ

帳票編集サーバでは、以下の手順で障害調査情報を採取します。

=操作手順=
  1. オンラインマニュアル“トラブルシューティング集”の「トラブルの情報を採取する」に記載されている手順でトラブル発生時に採取が必要な情報を採取します。

  2. 追加の障害調査用情報を採取します。
    以下のフォルダの圧縮ファイルを作成します。これらの圧縮ファイルが追加の障害調査用情報のファイルとなります。
    圧縮ファイルの作成は、Administrators 権限を持つユーザで実行してください。

    • List Creator のインストールフォルダ\md (*1)

    • マルチコネクタ連携機能の環境設定ファイル(f3gbmcon.conf) のmd.data.directory キーに指定したフォルダ (*1)(*2)

    • マルチコネクタ連携機能の環境設定ファイル(f3gbmcon.conf) のmd.log.directory キーに指定したフォルダ (*1)(*3)

    *1:
    フォルダが存在しない場合、またはフォルダ配下が空の場合は、圧縮ファイルの作成は不要です。

    *2:
    md.data.directory キーを設定していない場合は、この操作は不要です。

    *3:
    md.log.directory キーを設定していない場合は、この操作は不要です。

    以下に、Windows Server 2012の場合を例に操作手順を示します。

    1. エクスプローラを使用して、圧縮対象のフォルダを右クリックし、[送る]-[圧縮(zip 形式) フォルダ]を選択します。
      ⇒圧縮対象のフォルダが存在する同一フォルダ内に、「選択フォルダ名.zip」という名前で圧縮ファイルが作成されます。

手順1.および手順2.で採取した障害調査用情報の各ファイルを当社技術員に送付してください。

注意

  • マウスを右クリックして、[送る]-[圧縮(zip 形式)フォルダ]を選択した場合、zipファイルのアプリケーションの関連付けに関するダイアログボックスが表示されることがあります。

    この場合、[いいえ]ボタンをクリックし、処理を続行してください(圧縮ファイルは作成されます)。

共通サーバ

オンラインマニュアル“トラブルシューティング集”の「トラブルの情報を採取する」に記載されている手順で、トラブル発生時に採取が必要な情報を採取してください。