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Interstage List Creator V11.0.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

3.3.6 電子帳票情報ファイル

電子帳票情報ファイルは、COBOLアプリケーション連携機能を利用して帳票を電子保存する場合に、帳票の有効期限などの電子保存情報を定義するファイルです。

なお、MeFtまたはNetCOBOLでList Worksと連携していた場合、既存の電子帳票情報ファイルを利用することができます。

注意

  • 電子保存後にFAX送信する場合、FAX送信に関する情報は、FAX配信属性ファイルで指定しても無効になります。電子帳票情報ファイルの[FAX]セクションで指定してください。

3.3.6.1 作成方法

電子帳票情報ファイルは、テキストエディタなどを使用して、記述形式にしたがって作成します。

作成するファイルの文字コード系は、COBOLアプリケーションを実行するサーバのオペレーティングシステムによって異なります。

ポイント

アプリケーションサーバがWindowsの場合

電子帳票情報ファイルは、必ずシフトJISの文字コードで作成してください。

アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

電子帳票情報ファイルは、環境変数●LANGおよび環境変数●ICONV_CONVERT_TYPEで指定した文字コード系で作成してください。

注意

  • 帳票出力サーバがWindowsの場合、電子帳票情報ファイルはシフトJIS の文字コード系の範囲で指定してください。シフトJIS以外の文字コード系で記述した場合は、帳票出力サーバ側でシフトJISに変換されます。

    そのため、シフトJIS に存在しない文字を指定すると、縮退が発生します。その場合、代替文字「_」または「_」で出力されます。

  • 文字コード系がUnicode(UTF-8)の電子帳票情報ファイルを作成した場合、使用するファイル作成ツール(テキストエディタなど)によっては、ファイルの先頭にBOM(Byte Order Mark)が付加される場合があります。このとき、ファイルの先頭行が正しく認識されず、エラーまたは意図しない出力結果となることがあります。そのような場合は、バイナリエディタなどを使用し、ファイルの先頭に付加された不要なBOMを削除するなどの対処を行ってください。

3.3.6.2 記述形式

電子帳票情報ファイルの記述形式、およびキーワードと値などの指定値については、List Worksに添付のオンラインマニュアルを参照してください。