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Interstage Application Server V13.0.0 OLTPサーバ運用ガイド
FUJITSU Software

5.5.1 リソース定義ファイルの作成

リソース定義ファイルは、リソース(データベースなど)ごとに必要となるリソース定義をファイルに記載したものです。
OTS用のリソース定義ファイルは、リソースごとに作成し、リソースの種別名、OPENINFO/CLOSEINFO文字列情報などをテキスト形式で記述します。OTSリソース管理プログラムの登録時と起動時にパラメタとして、このリソース定義ファイル名を指定します。


リソース定義ファイルの設定例を以下に示します。


OracleのOTS用のリソース定義ファイル例
# リソース定義名
NAME=ORACLE_DEF
# 環境変数
ENVIRON ORACLE_SID=orac
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=Oracle_XA
OPENINFO=Oracle_XA+Acc=P/system/manager+SesTm=0
CLOSEINFO=

SymfowareのOTS用のリソース定義ファイル例
# リソース定義名
NAME=RDBII_DEF
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=RDBII
OPENINFO=TO ‘DB1’ USER ‘system/manager’
CLOSEINFO=

SQL Server用のOTS用のリソース定義ファイル例
# リソース定義名
NAME=SQL_SERVER_DEF
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=MS_SQL_Server
OPENINFO=Tm=OTS,RmRecoveryGuid=197BAA60-8011-11d2-B342-0000E20F0756
CLOSEINFO=Tm=OTS,RmRecoveryGuid=197BAA60-9011-11d2-B342-0000E20F0756

SymfowareのOTS用のリソース定義ファイル例(スレッドモードでリソース管理プログラムを扱う場合)
# リソース定義名
NAME=RDBII_DEF_THREAD 
# 使用するRM名、OPENINFO文字列、CLOSEINFO文字列
RMNAME=RDBII
OPENINFO=TO ‘DB1’ USER ‘system/manager’
CLOSEINFO=
THREADS=TRUE

リソース定義ファイルはテキストエディタで作成します。リソース定義ファイルの詳細な書式は、「アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)」を参照してください。

注意


リソース定義ファイルは、ANSI形式で保存してください。Unicode形式で保存した場合、リソース定義登録でエラーになります。