ユーザアプリケーションは、プロセスモードとスレッドモードで運用できますが、プロセスモードで運用する場合は、使用するCORBAサービスのライブラリファイル「libOM.so」に注意する必要があります。ユーザアプリケーション作成時/運用時は、プロセスモード用のライブラリファイル(CORBAサービスのインストールディレクトリ/lib/nt/libOM.so)を使用して処理するように環境を設定してください。
例えば、アプリケーション起動時に、環境変数LD_LIBRARY_PATHを設定する場合は、スレッドモード用のライブラリファイル「libOM.so」より前にプロセスモード用のライブラリファイル「libOM.so」を設定してください。
参照
詳細については、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「CORBAアプリケーション開発時の留意事項」-「コンパイル・リンク」-「スレッドモードとプロセスモード」に説明されている「プロセスモード」の「注意」を参照してください。