サーバアプリケーションの構成について以下に示します。
■初期化処理部
CORBAサービスおよびデータベースのアクセスに関する初期化を行います。
■ユーザサービス処理部
ユーザがデータベースへのアクセスを実施する処理です。
■スケルトンファイル
IDLcコマンドでIDLファイルをコンパイルして作成したスケルトンファイルです。
■サーバ管理ライブラリ
トランザクション管理をサポートするライブラリです。
XAインタフェースとの連携用プログラムです。標準的なXA連携用プログラムを提供しています。必要に応じて使用してください。
標準的なXA連携用プログラムを使用しない場合は、otsmkxapgmコマンドでリソースの種別ごとに作成します。1つのアプリケーションから複数のリソースへアクセスするような場合は、リソースごとのxa_switch_t構造体を指定して1つのXA連携用プログラムを作成することもできます。xa_switch_t構造体の詳細についてはデータベースのマニュアルを、otsmkxapgmコマンドの詳細については「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「アプリケーション開発コマンド」-「otsmkxapgm」を参照してください。
■データベース依存ライブラリ
データベースから提供されているライブラリです。データベース依存ライブラリについては、使用するデータベースのマニュアルで確認してください。
■CORBAサービス提供ライブラリ
CORBAサービスから提供されているライブラリです。