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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)
FUJITSU Software

11.6.2 サーバ・クライアント同時実装時の注意事項

アプリケーションのモードについて

アプリケーションにサーバ機能とクライアント機能を同時に実装する場合、アプリケーションのモードであるスレッドモードとプロセスモードは結合できないため、どちらか一方の形態となります。アプリケーションのモードでの組合せは、以下の図のように2種類あります。



スレッド版ライブラリ


/opt/FSUNod/lib/libOM.so

クライアント/サーバ共にスレッドライブラリを使用するCOREライブラリ


/opt/FJSVod/lib/libOM.so

プロセス版ライブラリ


/opt/FSUNod/lib/nt/libOM.so

クライアント/サーバ共にスレッドライブラリを使用しないCOREライブラリ


/opt/FJSVod/lib/nt/libOM.so


関数名の重複(スタブスケルトン)について

アプリケーションにサーバ機能とクライアント機能を同時に実装する場合、同一の関数名がスタブ/スケルトンに生成されることがあります。これらを結合すると二重定義となるため、IDLファイル(スタブ/スケルトン)の作成は注意してください。