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Interstage Application Server V13.0.0 アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)
FUJITSU Software

6.4.1 インプリメンテーションリポジトリへの登録

OD_impl_instコマンドを使用してインプリメンテーションリポジトリにサーバアプリケーション情報を登録します。
OD_impl_instコマンドでの登録処理の例と指定する情報について以下に示します。

インプリメンテーションリポジトリへの登録

OD_impl_inst -ax def

-ax def

定義ファイルで指定した定義情報でサーバアプリケーション情報を登録することを示します。



defファイルの内容

rep_id                    = IDL:ODdemo/calculator:1.0
type                      = shared
binary                    = D:\server\simple_s.exe
IDL:ODdemo/calculator:1.0 = ODDEMO-CALCULATOR.dll,DSI
ior                       = 1.1
locale                    = SJIS

rep_id = IDL:ODdemo/calculator:1.0

インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。

type = shared

サーバタイプを指定します。指定できるタイプには、persistent、shared、unsharedがあります。

binary = D:\server\simple_s.exe

サーバアプリケーションのパス名を指定します。

IDL:ODdemo/calculator:1.0 = ODDEMO-CALCULATOR.dll,DSI

サーバアプリケーションのライブラリ名を指定します。動的スケルトンインタフェースの場合は、ライブラリパスの後に“,DSI”を定義する必要があります。
ライブラリは、サーバアプリケーションと同一ディレクトリ、または環境変数PATHに指定されているディレクトリに格納する必要があります。

ior = 1.1

連携するIORのバージョンを指定します。指定できるバージョンには、1.0、1.1があります。

locale = SJIS

サーバアプリケーションのコード系を指定します。
開発環境として“NetCOBOL”を使用してUNICODEのアプリケーションを開発する場合は、“UNICODE”を指定してください。



defファイルの内容

rep_id                    = IDL:ODdemo/calculator:1.0
type                      = shared
binary                    = /home/guest/simple_s
IDL:ODdemo/calculator:1.0 = libODDEMO-CALCULATOR.so,DSI
uid                       = user
gid                       = group
ior                       = 1.1
locale                    = EUC
env                       = LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVcbl/lib:/opt/FSUNod/lib;LANG=ja

rep_id = IDL:ODdemo/calculator:1.0

インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。

type = shared

サーバタイプを指定します。指定できるタイプには、persistent、shared、unsharedがあります。

binary = /home/guest/simple_s

サーバアプリケーションのパス名を指定します。

IDL:ODdemo/calculator:1.0 = libODDEMO-CALCULATOR.so,DSI

サーバアプリケーションのライブラリ名を指定します。動的スケルトンインタフェースの場合は、ライブラリパスの後に“,DSI”を定義する必要があります。
ライブラリは、環境変数LD_LIBRARY_PATHに指定されたディレクトリに格納する必要があります。

uid = user

サーバアプリケーション実行時のユーザIDを指定します。

gid = group

サーバアプリケーション実行時のグループIDを指定します。

ior = 1.1

連携するIORのバージョンを指定します。指定できるバージョンには、1.0、1.1があります。

locale = EUC

サーバアプリケーションのコード系を指定します。
開発環境として“NetCOBOL”を使用してUNICODEのアプリケーションを開発する場合は、“UNICODE”を指定してください。

env = LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVcbl/lib:/opt/FSUNod/lib;LANG=ja

サーバアプリケーション実行時の環境変数を指定します。
アプリケーションの実行に必要なライブラリパスを指定してください。



defファイルの内容

rep_id                    = IDL:ODdemo/calculator:1.0
type                      = shared
binary                    = /home/guest/simple_s
IDL:ODdemo/calculator:1.0 = libODDEMO-CALCULATOR.so,DSI
uid                       = user
gid                       = group
ior                       = 1.1
locale                    = EUC
env                       = LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVcbl/lib:/opt/FJSVod/lib;LANG=ja

rep_id = IDL:ODdemo/calculator:1.0

インプリメンテーションリポジトリIDを指定します。

type = shared

サーバタイプを指定します。指定できるタイプには、persistent、shared、unsharedがあります。

binary = /home/guest/simple_s

サーバアプリケーションのパス名を指定します。

IDL:ODdemo/calculator:1.0 = libODDEMO-CALCULATOR.so,DSI

サーバアプリケーションのライブラリ名を指定します。動的スケルトンインタフェースの場合は、ライブラリパスの後に“,DSI”を定義する必要があります。
ライブラリは、環境変数LD_LIBRARY_PATHに指定されたディレクトリに格納する必要があります。

uid = user

サーバアプリケーション実行時のユーザIDを指定します。

gid = group

サーバアプリケーション実行時のグループIDを指定します。

ior = 1.1

連携するIORのバージョンを指定します。指定できるバージョンには、1.0、1.1があります。

locale = EUC

サーバアプリケーションのコード系を指定します。
開発環境として“NetCOBOL”を使用してUNICODEのアプリケーションを開発する場合は、“UNICODE”を指定してください。

env = LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVcbl/lib:/opt/FJSVod/lib;LANG=ja

サーバアプリケーション実行時の環境変数を指定します。
アプリケーションの実行に必要なライブラリパスを指定してください。