本製品では、文字収容機構(SF2)、およびフォームオーバーレイ機構(SF2)をサポートしています。
参考
本機能を利用する場合は、別売の「HOST PRINT」が必要です。詳細については、「HOST PRINT」のマニュアルなどをご覧ください。
文字収容機構
プリンタデバイスで印刷に使用する文字パターンデータをホストコンピュータからダウンロードし、「HOST PRINT」上の文字パターンファイルに格納します。
これにより、印刷を行うときにプリンタデバイスから文字パターンが要求されると、その都度ホストへ要求することなく文字パターンを使用できます。よく使用する文字パターンデータをあらかじめダウンロードしておくことで、印刷時の回線負荷を低減できます。
フォームオーバーレイ機構
フォームオーバーレイとは、通常の印刷データと重ね合わせて印刷する固定的な罫線、図形、文字のことです。この機構では、プリンタデバイスで使用するフォームオーバーレイデータをホストコンピュータからダウンロードし、「HOST PRINT」上のフォームオーバーレイファイルに格納します。
これにより、印刷を行うときに通常の印刷データとフォームオーバーレイを重ねて印刷することができます。よく使用するフォームオーバーレイデータをあらかじめダウンロードしておくことにより、印刷時の回線負荷を低減できます。
注意
文字パターンデータ、およびフォームオーバーレイデータは、ホストコンピュータからのダウンロードにより登録します。そのため、ダウンロードするときに利用するLUタイプSF2のLUを、あらかじめ中継装置上に定義しておく必要があります。
ディスプレイデバイスの接続手順を中継装置通信機能(NMCLAN接続、TCP/IP接続)からホスト通信機能(FNALAN接続、FNAonTCP/IP接続)および中継装置通信機能(FNAonTCP/IP接続)へ変更すると、本機能を利用できなくなります。
PLOP/Xを使用した文字パターンの削除機能は非サポートです。
参考
データの最大登録個数や最大ファイルサイズ、文字パターンの削除機能などの詳細については、「HOST PRINT」のマニュアルなどをご覧ください。