ページの先頭行へ戻る
通信制御サービス V9 使用手引書
FUJITSU Software

1.1.6 文字収容機能およびフォームオーバーレイ機能

本製品では、文字収容機構(SF2)、およびフォームオーバーレイ機構(SF2)をサポートしています。

参考

本機能を利用する場合は、別売の「HOST PRINT」が必要です。詳細については、「HOST PRINT」のマニュアルなどをご覧ください。


文字収容機構

プリンタデバイスで印刷に使用する文字パターンデータをホストコンピュータからダウンロードし、「HOST PRINT」上の文字パターンファイルに格納します。

これにより、印刷を行うときにプリンタデバイスから文字パターンが要求されると、その都度ホストへ要求することなく文字パターンを使用できます。よく使用する文字パターンデータをあらかじめダウンロードしておくことで、印刷時の回線負荷を低減できます。


フォームオーバレイ機構

フォームオーバーレイとは、通常の印刷データと重ね合わせて印刷する固定的な罫線、図形、文字のことです。この機構では、プリンタデバイスで使用するフォームオーバーレイデータをホストコンピュータからダウンロードし、「HOST PRINT」上のフォームオーバーレイファイルに格納します。

これにより、印刷を行うときに通常の印刷データとフォームオーバーレイを重ねて印刷することができます。よく使用するフォームオーバーレイデータをあらかじめダウンロードしておくことにより、印刷時の回線負荷を低減できます。



注意

  • 文字パターンデータ、およびフォームオーバーレイデータは、ホストコンピュータからのダウンロードにより登録します。そのため、ダウンロードするときに利用するLUタイプSF2のLUを、あらかじめ中継装置上に定義しておく必要があります。

  • ディスプレイデバイスの接続手順を中継装置通信機能(NMCLAN接続、TCP/IP接続)からホスト通信機能(FNALAN接続、FNAonTCP/IP接続)および中継装置通信機能(FNAonTCP/IP接続)へ変更すると、本機能を利用できなくなります。

  • PLOP/Xを使用した文字パターンの削除機能は非サポートです。

参考

データの最大登録個数や最大ファイルサイズ、文字パターンの削除機能などの詳細については、「HOST PRINT」のマニュアルなどをご覧ください。