機能説明


TRMを停止します。TRMの停止に連動してTJNLも停止します。
逐次差分反映またはJournalTransferシステムがTRMに接続している場合、TRMは停止できません。
ただし、-cオプションを指定した場合、TRMへの接続状態に関係なく強制的に停止できます。

TRMを強制的に停止します。
TRMに接続しているアプリケーション(TRO、TJNL、JournalTransfer)も強制的に終了されます。
形式


| trmqdstp [-s sysname] [-c] | 

| trmqdstp [-s sysname] | 
パラメタ
対象のTRMシステム名を指定します。
本パラメタを省略した場合、TRMシステム名は"TRM001"となります。


TRMを強制的に停止する場合に指定します。TRMの強制停止では、TRMに接続しているアプリケーション(TRO、TJNL、JournalTransfer)を強制的に終了し、TRMを停止します。
注意事項
本コマンドは、スーパユーザだけが実行できます。権限の詳細は、"17.1.3 TRM利用者グループの作成"を参照してください。
TRMを強制停止した場合、TRM0500のエラーメッセージが出力されることがありますが、その後の運用に影響を与えないためメッセージの対処は不要です。
TJNLが起動中の場合、データベースに接続中のアプリケーションが存在する状態でTRMを停止するとTJNLの停止に失敗し、TRMの停止も失敗します。
"第11章 Symfoware/RDB連携編"の"11.5.5.1 ジャーナル取得機能を停止する場合"、"第12章 Oracle連携編"の"12.6.5.1 ジャーナル取得機能を停止する場合"もしくは"第13章 SQL Server連携編"の"13.6.5.1 ジャーナル取得機能を停止する場合"の指示に従い、対処してください。
使用例


TRMを停止します。

TRMを強制的に停止します。
| trmqdstp -s TRM001 |