FUJITSU Enterprise Postgresを使用するためには、以下に示す基本ソフトウェアのいずれかが必要です。
機能種別 | 基本ソフトウェア名 |
---|---|
Linuxサーバ |
|
Linuxクライアント |
|
注意
PostgreSQLのcontribモジュールであるsepgsqlはRHEL7以降で使用できます。
SLES 12にFUJITSU Enterprise Postgresをインストールするためには、Oracle JRE 8が必要です。
参考
RHEL7での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 機能種別 | 備考 | |
---|---|---|---|
Linuxサーバ | Linuxクライアント | ||
alsa-lib | ○ | × |
|
audit-libs | ○ | × |
|
glibc | ○ | ○ |
|
glibc.i686 | 〇 | 〇 |
|
libgcc | ○ | ○ |
|
libicu | ○ | × | 照合サポートを提供します。 |
libselinux | ○ | × | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ | ○ | ○ |
|
libtool-ltdl | ○ | ○ | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
llvm | ○ | × | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン9.0.xが必要です。libLLVM-9.soを含むパッケージをインストールしてください。例えば、Red Hat Developer ToolsおよびRed Hat Software Collectionsで公開されている“llvm-toolset-9.0-llvm-libs”には、libLLVM-9.soが含まれています。 FUJITSU Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
ncurses-libs | ○ | ○ |
|
net-tools | ○ | × |
|
nss-softokn-freebl | ○ | ○ |
|
pam | ○ | × | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | ○ | × | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
python3 | ○ | × | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
redhat-lsb | ○ | ○ |
|
tcl | ○ | × | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unixODBC | × | ○ | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
unzip | ○ | ○ |
|
xz-libs | ○ | ○ |
|
zlib | ○ | ○ |
|
○:必要
×:不要
RHEL8での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | 機能種別 | 備考 | |
---|---|---|---|
Linuxサーバ | Linuxクライアント | ||
alsa-lib | ○ | × |
|
audit-libs | ○ | × |
|
glibc | ○ | ○ |
|
glibc.i686 | 〇 | 〇 |
|
libgcc | ○ | ○ |
|
libicu | ○ | × | 照合サポートを提供します。 |
libnsl2 | 〇 | 〇 |
|
libselinux | ○ | × | sepgsqlに必要です。 |
libstdc++ | ○ | ○ |
|
libtool-ltdl | ○ | ○ | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
llvm | ○ | × | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン10.0.xが必要です。libLLVM-10.soを含むパッケージをインストールしてください。例えば、Application Streamsで公開されている“llvm-libs”には、libLLVM-10.soが含まれています。 FUJITSU Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
ncurses-libs | ○ | ○ |
|
net-tools | ○ | × |
|
nss-softokn-freebl | ○ | ○ |
|
pam | ○ | × | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
perl-libs | ○ | × | PL/Perlを使用する場合に必要です。 |
python3 | ○ | × | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
redhat-lsb | ○ | ○ |
|
tcl | ○ | × | PL/Tclを使用する場合に必要です。 |
unixODBC | × | ○ | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
unzip | ○ | ○ |
|
xz-libs | ○ | ○ |
|
zlib | ○ | ○ |
|
○:必要
×:不要
SLES 12での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。
パッケージ名 | Linuxサーバ | Linuxクライアント | 備考 |
---|---|---|---|
libicu | ○ | × | 照合サポートを提供します。 |
llvm | ○ | × | 実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン7.0.xが必要です。libLLVM.so.7を含むパッケージをインストールしてください。例えば、SLES12-SP5-Updatesで公開されている“libLLVM7”には、libLLVM.so.7が含まれています。 FUJITSU Enterprise Postgresでは、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。 jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。 |
Oracle JRE 8 | ○ | ○ | 64ビット版のupdate31以降を使用してください。 |
pam | ○ | × | PAM認証を使用する場合に必要です。 |
python3 | ○ | × | Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。 |
unixODBC | × | ○ | ODBCドライバを使用する場合に必要です。 |
○:必要
×:不要