Web 連携機能API を利用したプログラムにおいて、ログイン画面の、ユーザID、パスワード、ホスト名の各フィールドに初期値を設定することができます。
以下のフォルダに格納されているJSPファイルを編集します。
Windows版の場合
List Worksのインストールフォルダ\web\app\jsp
Solaris版の場合
List Works Web連携のインストールディレクトリ/app/jsp
保管フォルダの帳票一覧の表示/帳票の表示・印刷する機能のログイン画面に初期値を設定する場合は、以下のようにJSPファイルを編集します。
loginformbody.jspを開きます。
ログイン画面の、「ユーザ名」のフィールドに初期値を設定しておく場合は、name属性に、formUserIDが指定されている<FORM>タグの要素の<INPUT>タグを以下のように編集します。ユーザ名は36バイト以内の文字列で指定します。
以下の例ではユーザ名のフィールドに初期値として、"user-A"を設定します。
<FORM name="formUserID" onSubmit="enterKey(); return false;"> <TD bgcolor="#B5D0FB" background="">ユーザID:</TD> ←(注) <TD bgcolor="#B5D0FB" background=""><INPUT class="fixsize" type="text" size="20" maxlength="36" name="userid" value="user-A" ></TD> </FORM> ↑ ユーザ名
注:「ID:」は、全角文字で入力してください。
ログイン画面の、「パスワード」のフィールドに初期値を設定しておく場合は、name属性に、formPasswordが指定されている<FORM>タグの要素の<INPUT>タグを以下のように編集します。パスワードは、255バイト以内の文字列で指定します。
以下の例ではパスワードのフィールドに初期値として、"password-A"を設定します。
<FORM name="formPassword" onSubmit="enterKey(); return false;">
<TD bgcolor="#B5D0FB" background="">パスワード:</TD>
<TD bgcolor="#B5D0FB" background=""><INPUT class="fixsize" type="password" size=
"20" maxlength="255" name="password" value="password-A"></TD>
</FORM> ↑
パスワード
ログイン画面の、「ホスト名」のフィールドに初期値を設定しておく場合は、name属性に、formServerNameが指定されている<FORM>タグの要素の<INPUT>タグを以下のように編集します。ホスト名は64バイト以内の文字列で指定します。
以下に示す例ではホスト名のフィールドに初期値として、"server-A"を設定します。
<FORM name="formServerName" onSubmit="enterKey(); return false;">
<TD bgcolor="#B5D0FB" background="">ホスト名:</TD>
<TD bgcolor="#B5D0FB" background=""><INPUT class="fixsize" type="text" size="20"
maxlength="64" name="servername" value="server-A"></TD>
</FORM> ↑
ホスト名
ログイン後に要求するJSPファイル名を指定する場合は、name属性に、formLoginが指定されている<FORM>タグの要素の<INPUT>タグを以下のように編集します。初期値は"relay.jsp"です。
以下の例ではJSPファイル名として、"relay.jsp"を指定しています。
<INPUT type="hidden" name="jsp" value="relay.jsp">
↑
JSPファイル名
ログイン後に、次の画面をどのFRAMEに表示するかを指定する場合は、name属性に、formLoginが指定されている<FORM>タグの要素の<INPUT>タグを以下のように編集します。初期値は"_parent"です。
以下の例では次の画面を親のFRAMEに表示するために、"_parent"を指定しています。
<FORM name=”formLogin” method=”POST” target="_parent" action=”/listworks/servlet/
ListGateway” OnSubmit=”return send()”> ↑
次の画面として表示させるFRAME
注意
ユーザID、パスワードの初期値の設定は、セキュリティ上お勧めできません。
参考
接続するリスト管理サーバが常に同じ場合はホスト名を初期値として設定しておくと便利です。