記述形式
object.Find( [検索結果の表示方法] )
機能
リストビューアに表示している帳票内のデータを検索します。
パラメタの説明
検索結果の表示方法を0から3までの数値で指定します。
0:ページ単位 1:項目単位 2:行の一覧 3:表形式の一覧
省略可能です。省略すると「0」が指定されたものとみなします。
復帰値
正常終了しました。
異常終了しました。
使用例
検索条件を削除します。
object.FindClear
範囲名「振込先」で「東京支店」と等しい文字列を検索する条件を設定します。
object.FindString "振込先", "東京支店", 0, 0, 0, 0
範囲名「振込金額」で「1,000,000」以上かつ「3,000,000」以下の数値を検索する条件を設定します。
object.FindNumeric "振込金額", "1000000", 4, 1, "3000000", 5, 0, 0
2.と3.の条件で、ページ単位で検索を行います。
object.Find 0
注意
FindString、FindNumeric、FindDate、FindOptionメソッドを呼び出して、あらかじめ検索条件を設定しておく必要があります。検索条件が設定されていない場合は、検索は行われません。
FindOptionメソッドの「検索する行」で「3」を指定した場合には、FindClearメソッド以降で最初に設定した検索条件が「基準の行」として認識されます。
FindOptionメソッドの「検索する行」で「4」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドのいずれかで、「範囲の確定条件/検索条件」の「0」から「2」、または「0」から「3」の検索条件を指定しておく必要があります。
FindOptionメソッドの「対象範囲」に「2」を指定した場合には、FindString、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」には、帳票項目の範囲名を指定する必要があります。
FindString、FindNumeric、FindDateメソッドの「範囲名」に帳票項目の範囲名以外を指定した場合には、FindOptionメソッドの「対象範囲」に「0」が指定されたものとみなされて検索されます。