記述形式
For Each 変数名 In object 処理 Next 変数名
機能
現在選択されているフォルダのオブジェクト一覧を取得します。
使用例
現在選択されているフォルダのオブジェクト一覧を取得します。
Dim objNavi As Object Dim Item As String Dim thing As Variant Set objNavi = CreateObject("ListNavi.Application") objNavi.OpenFolder("マイ コンピュータ\保管\Spool") (注) For Each thing In objNavi Item = thing Next thing
注:「マイ コンピュータ」は半角文字
Microsoft Visual Basic.NETで使用する場合には、「Variant」を「Object」に置き換えてください。
注意
Visual Basic、またはMicrosoft Visual Basic.NETアプリケーションからのみ使用可能です。
「For Each ・・・ Next」のループの中でChangeメソッドを使用すると、一覧情報が更新されるため、「For Each ・・・ Next」で次に取得される情報が変更される場合があり、取得した一覧情報に矛盾が発生します。そのため、「For Each ・・・ Next」のループ内ではChangeメソッドを使用しないでください。
[誤った使用例] For Each ・・・ Nextのループ内でChangeメソッドを使用している。 For Each thing In objNavi Item = thing objNavi.Change xxxx Next thing
[正しい使用例] 1. For Each ・・・ Nextで一覧情報を取得し、作業用の変数に保持する。 2. ループを抜けてからChangeメソッドを使用する。 For Each thing In objNavi 作業用の変数に一覧情報を保持する Next
本メソッドは、リストナビで現在選択されているフォルダのオブジェクトの一覧を取得するメソッドです。そのため、Webクライアントの保管フォルダの帳票一覧のみで表示される、「ローカル印刷済みかどうか」の情報は取得できません。
参考
取得される文字列は、表示している一覧の種類によって変わります。また、取得される文字列は以下の情報がタブコードで区切られた形式になります。
受信フォルダの帳票一覧を表示している場合
項目種別(項目種別は「0:帳票」固定)
帳票名
作成者名
状態
保管フォルダの帳票一覧を表示している場合
項目種別(0:帳票、1:フォルダ)
帳票名/フォルダ名
コメント
作成者名
ページ数
作成日時
登録日時
アクセス回数
最終参照日時
登録有効期限
削除対象
帳票記入
抜き出し検索
ファイル名
ファイリング
リモート印刷依頼
備考1
備考2
備考3
備考4
印刷フォルダの帳票一覧を表示している場合
項目種別(項目種別は「0:帳票」固定)
帳票名
管理番号
依頼者名
登録日時
全ページ
印刷ページ
状態
中断時のページ
部数
中断時の部数
保存期限
印刷日時
優先順位
サイズ
開始ページ
終了ページ
フォルダの一覧を表示している場合
項目種別(0:帳票、1:フォルダ)
フォルダ名
作成日時(グループフォルダの一覧を表示している場合は、作成日時は取得されません。)