管理者ツールの「アクセス権のインポート」機能をコマンドラインで実行するコマンドです。保管フォルダ、および保管フォルダ配下の帳票に対して、アクセス権を一括して設定することができます。
スーパーユーザだけが実行することができます。
インポート時の「アクセス権データファイル」の形式や編集方法など、「アクセス権のインポート」機能の詳細については、“保守手引書”を参照してください。 |
形式
lvacimpt -apath -uuser -ppassword [-hhost] [-c]
空白または記号文字を含むパスおよび文字列を指定する場合は、半角のシングルクォーテーション「’ ’」で囲みます。「’ ’」は長さに含みません。
説明
リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)を、userに36バイト以内で指定します。必須項目です。
リスト管理サーバにログインするためのユーザID(管理者の権限を持つ)のパスワードを、passwordに255バイト以内で指定します。必須項目です。
リスト管理サーバのホスト名を、hostに64バイト以内で指定します。指定しない場合は、「localhost」が指定されたとみなされます。
「アクセス権データファイル」に、インポートできないアクセス権の記述があっても、処理を継続して行う場合に指定します。
指定しない場合は、インポートできない記述以降の処理は行わず、その時点までのインポート処理を完了して終了します。
注意
他の利用者が使用中の場合や、存在しないフォルダ/帳票が「アクセス権データファイル」に記述されている場合は、エラーにはなりません。-cオプションが指定されていなくても、処理は継続されます。インポート結果は、実行履歴を確認してください。
実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。 |
復帰値
正常
異常
注意
アクセス権のインポートに失敗した場合は、実行履歴にエラーの詳細が出力されます。実行履歴を確認して、失敗したアクセス権の指定を修正後、再度その部分だけインポートしてください。
実行履歴の詳細については、“メッセージ集”を参照してください。 |
使用例
アクセス権データファイル「/listworks/data/import.dat」に記述されているアクセス権を、インポートします。インポート処理中にインポートに失敗したアクセス権があっても処理を継続して行います。
# lvacimpt -a/listworks/data/import.dat -uroot -paaa -c