リストクリーナ - サーバを利用して、以下の条件をすべて満たす、リスト管理サーバ内のList Works帳票を削除するコマンドです。本コマンドにより、一度に100000までの帳票を削除します。
リスト管理サーバの保管フォルダの帳票
「有効期限を過ぎたら削除対象にする」を設定した帳票
「登録有効期限」を過ぎた帳票
本コマンドは、管理者のみが実行することができます。
F5CWDSDL.EXEは、ほかの利用者がList Worksを使用していないことを確認してから実行します。ほかの利用者が使用していると、印刷データの削除ができない場合があります。
F5CWDSDL.EXEを、Windowsシステムの起動時や定刻に実行するように登録することによって、自動削除機能を実現します。
コマンドの登録方法については、Windowsシステムのマニュアルを参照してください。 |
参考
削除対象の帳票が100000を超える場合は、操作ログに警告が出力されます。本コマンドを再度実行して、残りの帳票を削除してください。
操作ログの詳細については、“メッセージ集”を参照してください。 |
形式
F5CWDSDL.EXE [-d] [-b | -s 削除基準日] [-p 保管フォルダの論理パス] [-a]
空白または記号文字を含むパスを指定する場合は、半角のダブルクォーテーション「""」で囲みます。「""」は長さに含みません。
説明
リストクリーナ実行中に、削除処理中の画面が表示されます。このパラメタは、省略可能です。このパラメタを指定しない場合は、削除処理中の画面は表示されません。
「登録有効期限」が前日以前の帳票に加えて、当日の帳票も削除します。このパラメタは、省略可能です。このパラメタを指定しない場合は、「登録有効期限」が当日の帳票は削除されず、「登録有効期限」を過ぎた帳票(「登録有効期限」が前日以前の帳票)が削除されます。
-sパラメタと同時には使えません。
削除基準日を以下の形式で指定します。1970年1月1日から4095年12月31日までが指定できます。
-s yyyy/mm/dd 例) -s 2009/01/31
指定された削除基準日より前の「登録有効期限」の帳票を削除します。このパラメタは、省略可能です。
このパラメタを指定しない場合は、コマンドを実行した日が削除基準日となり、「登録有効期限」を過ぎた帳票(「登録有効期限」が前日以前の帳票)が削除されます。
-bパラメタと同時には使えません。
削除対象とする保管フォルダの論理パスを指定します。保管フォルダが存在しない場合は、エラーとなります。このパラメタは、省略可能です。このパラメタを指定しない場合は、全フォルダが削除の対象になります。
-pパラメタで指定した保管フォルダのサブフォルダの帳票も削除対象にする場合に指定します。-pパラメタが指定されていない場合は無視されます。このパラメタは、省略可能です。このパラメタを指定しない場合は、サブフォルダの帳票は削除対象になりません。
復帰値
なし(常に0を返却)
使用例
リストクリーナ - サーバを実行します。実行時に削除処理中の画面を表示させます。
F5CWDSDL.EXE -d
リストクリーナ - サーバを実行します。「登録有効期限」を過ぎた帳票に加え、「登録有効期限」が当日の帳票も削除します。
F5CWDSDL.EXE -b
リストクリーナ - サーバを実行します。「登録有効期限」が2009年7月1日より前の帳票を削除します。
F5CWDSDL.EXE -s 2009/07/01
リストクリーナ - サーバを実行します。「売上一覧」保管フォルダ(D:\eigyo\売上一覧)内の「登録有効期限」を過ぎた帳票を削除します。
また、サブフォルダ内の帳票も削除対象とします。
F5CWDSDL.EXE -p D:\eigyo\売上一覧 -a
注意
リストクリーナ - サーバは、定期的に自動実行して有効期限が過ぎたリスト管理サーバの帳票を自動削除することを目的としているため、削除時に確認メッセージは表示されません。
削除対象の帳票が100,000を超えた場合、100,000帳票までを削除します。このとき、操作ログに警告を出力します。リストクリーナ - サーバを再度実行することで、残りの帳票を削除できます。
保管フォルダの論理パスの指定方法については、“マニュアル体系と読み方”を参照してください。 |