保管データベースの作成に失敗した場合の再構築や、保管データベースの容量拡張などでは、保管データベースを削除してから、構築しなおす必要があります。
削除の手順を、使用するデータベースシステムごとに説明します。
保管データベースおよびRDBシステムを削除する手順を、以下に示します。
なお、かんたん環境設定で構築した場合は、手順2のみを実施してください。
“2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下に、作成時に出力された「setupLWDB.dat」が存在することを確認します。
コマンドプロンプトを起動し、“2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下の「deleteLWDB.bat」を実行します。
例)
C:\LW\db\symfo\LWDB > deleteLWDB.bat
実行後、コマンドプロンプト上に、「RDBシステム(LWDB)の削除を終了しました。」のメッセージが表示されることを確認します。
なお、実行中にエラーが発生しても、エラーメッセージが出力されない場合がありますので、ログファイルを参照し、エラーの内容を確認してください。ログファイルは“2.4.1 Symfowareデータベースの環境設定”の“(2) RDBシステムの作成”の手順1の複写先フォルダ配下に、以下のファイル名で出力されます。
rdbdelsyslog_LWDB.txt
rdbdeletelog_LWDB.txt
実行時にエラーが発生した場合でも、RDBシステムの削除は中断されず、最後まで実行されます。
保管データベースを削除します。
Oracleデータベースのユーティリティ(Oracle Database Configuration Assistantなど)を使用して、保管データベースを削除します。
エラーが出力された場合、出力されるOracleのエラーメッセージから原因を取り除きます。
Oracleのエラーメッセージについては、“Oracle Databaseのマニュアル”を参照してください。 |
参考
保管データベースを再構築する場合は、再度、“2.4.2 Oracleデータベースの環境設定”の“(3) 保管データベースの作成”を参照して、保管データベースの構築を行います。