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Interstage List Works V10.3.3 保守手引書
FUJITSU Software

B.8.1 リストナビからの接続 <Windows版の場合>

安定した運用を行うため、リスト管理サーバに作成できる保管フォルダ数や、保管フォルダに登録できる帳票数については、推奨値と限界値を設けています。

推奨値と限界値については、“運用手引書”を参照してください。

リストナビからリスト管理サーバに接続したときに、すべての保管フォルダの情報を取得しているため、保管フォルダ数が5,000を超える場合は、リスト管理サーバに接続する時間がかかったり、接続エラーが発生したりします。

以下の方法により、必要な保管フォルダの情報のみを取得するようになるため、リストナビからリスト管理サーバに接続する時間を短縮したり、接続エラーの発生を防止したりできます。なお、以下の方法により、保管フォルダ数の限界値を500,000まで拡大できます。

保管フォルダ数が5,000を超える場合

ListServer.propertiesファイルで、system.client.loginmodeにtrueを指定することを推奨します。

なお、すべてのList WorksクライアントおよびWebゲートウェイサーバが、V10.3.0以降の場合のみ指定できます。

ListServer.propertiesファイルの設定方法については、“環境構築手引書”を参照してください。

注意

上記の設定をしたリスト管理サーバへの接続に関する注意事項を、以下に示します。

  • V10.3.0以降のList Worksクライアントからのみ接続できます。

    V10.2.0以前のList Worksクライアントから接続すると、エラーとなります。また、V10.2.0以前のWebゲートウェイサーバからも接続できません。

  • ログイン後、リストナビのフォルダの一覧で初めて保管フォルダを開くときに、表示に時間がかかる場合があります。


リストナビからリスト管理サーバに接続する場合、接続した直後に表示される保管フォルダ(前回のログアウト時に選択されていたフォルダ)に大量の帳票が登録されていると、リスト管理サーバに接続する時間がかかったり、接続エラーが発生したりします。

1フォルダに大量の帳票が登録されている場合は、以下の方法により、接続時にリストナビで前回のログアウト時に選択されていたフォルダを表示しない設定をすることで、リストナビからリスト管理サーバに接続する時間を短縮したり、接続エラーの発生を防止したりできます。

接続時にリストナビで前回のログアウト時に選択されていたフォルダを表示しない場合

【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスの【環境】タブにある「選択フォルダ」で、「ホスト名」を指定します。

【List Worksクライアント環境設定】ダイアログボックスについては、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。

また、上記のどちらの場合にも該当する場合は、上記を組み合わせて設定することもできます。