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Interstage List Works V10.3.3 保守手引書
FUJITSU Software

2.3.1 オペレーティングシステムによる認証を利用している場合

ユーザ認証に、オペレーティングシステムによる認証を利用している場合の、利用者情報の変更方法を説明します。

Windows版の場合

List Worksの利用者を新規に登録、または削除する場合は、オペレーティングシステムの「コンピュータの管理」、または「Active Directoryユーザとコンピュータ」を使用します。コマンドで登録、削除する場合は、以下のコマンドを利用します。

  • NET USERコマンド  …  ユーザの追加、削除

  • NET ACCOUNTSコマンド  …  既存のユーザのアカウント情報の変更

  • NET GROUPコマンド   …  グローバルグループの追加、削除

    各コマンドの詳細は、“Windowsシステムのマニュアル”を参照してください。

List Worksの利用者に変更があった場合は、新しい利用者情報を登録し、旧利用者情報を削除します。

注意

ユーザ認証の環境をローカルからドメイン、またはドメインからローカルに変更した場合、リスト管理サーバに接続できなくなる場合があります。


Solaris版の場合

以下の各コマンドを利用します。

  • useraddコマンド  …  新規ユーザの追加

  • usermodコマンド  …  既存ユーザの利用者定義を変更

  • userdelコマンド  …  既存ユーザの削除

    各コマンドの詳細は、“Solarisシステムのマニュアル”を参照してください。
例1:Solaris システムの利用者を追加する場合

営業部門に登録済みの利用者(ログイン名:ZZZZZZ)を、総務部門にも追加します。

# usermod -G eigyo,soumu ZZZZZZ
例2:Solarisシステムの利用者を削除する場合

営業部門と総務部門に登録済みの利用者(ログイン名:ZZZZZZ)を、総務部門から削除します。

# usermod -G eigyo ZZZZZZ