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Interstage List Works V10.3.3 保守手引書
FUJITSU Software

1.1.4 ファイリングフォルダの監視

ファイリングフォルダ(グループフォルダ、装置フォルダ)を監視することにより、List Worksで行われる以下の処理を確認することができます。

この項では、以下の監視方法について説明します。

ファイリングの方法ごとに、利用できるファイリングフォルダ(グループフォルダ、装置フォルダ)の監視方法を以下に示します。

ファイリングの方法

リストナビによる装置フォルダの監視

ファイリングモニタによる監視

CD-R作成オプションおよびMICAR用の監視画面による監視

操作ログ/実行履歴による監視

ファイリング用パソコンによるMO,ハードディスクへのファイリング

×

TEAC社製CD-R装置によるCD-Rへのファイリング

×

CD-R作成オプションによるCD-Rへのファイリング

×

MICARによるCD-Rへのファイリング

×

マイ コンピュータのMO、ハードディスクへのファイリング

×

×


監視しているグループフォルダ、装置フォルダで異常を検出した場合は、異常発生の原因を調査する等の対処をします。

ファイリングフォルダの監視中に異常を検出した場合の対処は、“3.1.4 ファイリング中に異常が発生した場合の対処”を参照してください。

(1) リストナビによる装置フォルダの状態監視

リストナビで装置フォルダを選択すると、リスト管理サーバ、およびマイ コンピュータのファイリングの状態を一覧表示することができます。

帳票一覧に「状態」を示す項目が存在しない場合は、表示する項目として追加することができます。

リストナビの帳票一覧における操作については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。

帳票一覧の「状態」には、「待機中」「書込み中」「異常」など、概要が表示されます。装置フォルダの詳細な状態を調べる場合は、リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴を調べる必要があります。


(2) ファイリングモニタによるファイリング状態の監視

ファイリング用パソコンのハードディスク、またはMOにファイリングする運用、およびTEAC社製CD-R装置によるCD-Rへファイリングする運用の場合は、ファイリングモニタでファイリングの状態を監視することができます。

ファイリングモニタの画面上にはファイリングの状態、処理結果、詳細情報などが一覧形式で表示されます。

ファイリングモニタの起動、および操作方法については、“操作手引書 運用管理者編”を参照してください。

(3) ListWORKS CD-ROM作成オプションの監視画面、またはMICAR用の監視画面によるファイリング状態の監視

ListWORKS CD-ROM作成オプション、およびMICARシステムでCD-Rへファイリングする場合は、ListWORKS CD-ROM作成オプションの監視画面、またはMICARの監視画面で、ファイリング状態を監視することができます。

ListWORKS CD-ROM作成オプションの監視画面については、“ListWORKS CD-ROM作成オプションのマニュアル”を参照してください。
MICARの監視画面については、“MICARのマニュアル”を参照してください。

(4) リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴によるファイリングフォルダの状態監視

リスト管理サーバの操作ログ(Windows版)、または実行履歴(Solaris版)により、グループフォルダおよび装置フォルダに関する以下の処理状態を監視することができます。

リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴の中から、ファイリングフォルダに関する処理を検索する場合は、「フォルダ種別」に“ファイリング”が設定された操作ログ/実行履歴を確認します。

年月日   ,時分秒  ,フォルダ種別,処理種別      ,ユーザID,ステータス,…

 2008/9/15,14:00:26,ファイリング,グループの変更,root    ,情報      ,…

リスト管理サーバの操作ログ/実行履歴の格納場所、概要、および採取される操作ログ/実行履歴の形式については、“メッセージ集”を参照してください。