UACは、管理者権限のアカウントでログオンしても、通常の使用時には制限ユーザの権限で動作する機能です。
この機能が標準で有効になっています。
(1) 管理者権限が必要な機能
List Worksの機能のインストールや環境設定などの管理者権限が必要な機能では、アプリケーションを実行する前に、管理者権限への昇格を行う必要があります。
【ユーザーアカウント制御】ダイアログボックスで【続行】ボタンをクリックしてください。
(2) ファイルの保存について
管理者権限のアカウントでログオンしていても、管理者でなければファイルを保存できない場所には、ファイルを保存できなくなります。
List Worksクライアントでは、データ変換、名前をつけて保存、一覧のファイル出力などの操作が該当します。Webクライアントでは、データ変換、PDF保存などの操作が該当します。
権限のない場所を保存先に指定すると、アクセス権がない旨のメッセージが表示され、保存できるフォルダ(ドキュメントフォルダ)に保存するか確認されます。
クライアントオートメーションやWeb連携機能APIを使用して上記の機能を実行しており、ファイル名を明に指定している場合、権限がないとファイルの保存に失敗します。