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Interstage List Works V10.3.3 運用手引書
FUJITSU Software

H.1.2 Solaris版の場合

Solaris版の文字コードの流れは、以下のとおりです。


(1) 富士通ホスト帳票でベンダ固有文字を使用する場合

JEFコードとシフトJISのコード対応定義が必要となります。コード対応定義の方法は、以下のとおりです。

  1. 以下の制御文を作成します。

    制御文の作成については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

    制御文で指定するシフトJIS コードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します

    • JEFコードとシフトJISコードの外字域の対応定義を指示する制御文

    • シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文

  2. Charset Manager で文字コード変換表(JEF-シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします。

    文字コード変換表のカスタマイズについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

    参考

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 資源管理サーバがない場合、Charset Managerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

      Charset Managerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  3. 文字コード変換表を、List Works サーバにインストールされているCharset Managerに転送します。

    文字コード変換表の転送方法については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

(2) オープン帳票でベンダ固有文字を使用する場合

アプリケーションサーバがWindowsの場合

コード対応定義を行う必要はありません。印刷データがUnicodeである場合も、Charset Managerのiconv関数がデフォルトでUnicodeからシフトJISに変換するため、コード対応定義は必要ありません。


アプリケーションサーバがSolarisの場合

印刷データのコード系がEUC(U90)の場合、アプリケーションサーバとList Worksサーバにおいて、EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義が必要となります。

なお、印刷データのコード系がEUC(S90)コードまたはUnicodeの場合、Charset Managerのiconv関数がデフォルトでシフトJISコードに変換するため、コード対応定義は必要ありません。


EUC(U90)とシフトJISコードのコード対応定義の方法は、以下のとおりです。


  1. シフトJISコードとEUCコードの外字域の対応定義を指示する制御文を作成します。

    制御文で指定するシフトJIS コードのタイプは「SJISMS」を、EUCコードのタイプは「U90」を指定します。

  2. Charset Manager で文字コード変換表(シフトJIS-EUCの変換表)をカスタマイズします

    文字コード変換表のカスタマイズについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。

    参考

    • 以前に文字コード変換表をカスタマイズしていた場合は、外字域の対応定義を追加する必要があります。List Worksサーバの文字コード変換表を資源管理サーバに転送した後、文字コード変換表のカスタマイズを行ってください。

    • 資源管理サーバがない場合、Charset Managerのqgfcsttbコマンドを使用して文字コード表のカスタマイズすることができます。

      Charset Managerのqgfcsttbコマンドについては、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
  3. 文字コード変換表を、アプリケーションサーバとList Works サーバにインストールされているCharset Managerに転送します。

    文字コード変換表の転送方法については、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。